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社長業を極めるためのカリキュラムについて、「日本的経営のリニューアル」という視点から紹介します
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2006年06月02日(金)更新
いよいよスタートします!
■はじめに
みなさん、こんにちは! 武沢と申します。
「有限会社がんばれ社長」というコンサルティング会社の社長をやっていますが、銀行の窓口で「がんばれ社長さ~ん」などと呼ばれると、周囲のお客がみんな私の方を見ます。クスッと笑う人だっています。
どうやら世間ではユニークな会社名みたいなのですが、決してウケ狙いで決めた社名ではありません。実はこの名前、私が6年前(西暦2000年)の夏から発行しているメールマガジンのタイトルなのです。
『がんばれ社長!今日のポイント』というタイトルのメルマガを発行していて、読者数がかなり増えてきたので、社名まで「がんばれ社長!」にしてしまったというのが真相です。
私の願いは日本の中小企業経営者を応援し、元気になっていただくこと。「がんばれ~、ガンバレ!」と応援するサポーターでもありますが、時には、がんばり方もお教えできるコンサルタントの仕事もします。
日本実業出版社さんともメールマガジンを通して出逢い、おつき合いさせていただくようになりました。
この『経営者会報ブログ・アドバイザリ・ボード』でも「社長の学校・事始め」というテーマで経営者のみなさんを応援するコラムを書いてゆきたいと思います。
内容は種々雑多なものになると思いますが、ブログですので、、みなさまからコメントや質問などを頂戴しながら、なるべく楽しく、かつ長く続けられたらよいなぁ、と思っています。
■社長の学校・事始め
第一講座:「聖と俗」
●たしかヨーロッパの企業だったか、重役の一人が仕事中にインターネットのアダルトサイトにアクセスしていたことが発覚し、辞任に追いやられるという"事件"がありました。きっと本人にしてみれば、ちょっとした息抜きのつもりだったのでしょう。しかし、組織のリーダーが率先してルール違反をした代償はあまりに大きかったようで、高額の役員報酬もフイにしてしまいました。
●仕事中の息抜きが悪いのではなく、ルール違反がとがめられたということでしょう。しかし、私はもっと深い意味があるように思えます。だってルール違反するたびに役員が更迭されていては、誰も役員がいなくなってしまいかねません。むしろルール違反の中身が問題です。それは、「聖」(職場)と「俗」(アダルト)の混合が良くないということではないでしょうか
●「回教徒が寺院に入るとき靴を脱ぐように、私は仕事中、ドアの外に肉体を置いてくる」と語ったのは、かのピカソです。中国から日本に仏教を持ち込んだ僧侶のひとり「空海」が高野山を修業の場とするにあたり、「結界」という名の境界線を設定しました。「結界」内には女人が入ることが許されず、ほかにも修業の妨げになるような世俗的なものは一切が持ち込み不可でした。
●このように、古今東西において「聖」と「俗」を区分けすることの大切さが説かれているのです。それは、宗教や芸術だけの話ではなく、ビジネスでも同様のはず。オフィスの中には、仕事に関係しないモノは持ち込まないこと。
●最近では、パソコンの中味も問われます。仕事で使うパソコンにも、何らかの決まりが必要な時代になってきました。多くの企業では、すでに次のようなことが実行されていますが、今後、こうした制約はますます必要になってくるでしょう。
・ゲーム類のソフト削除
・インターネットサイトへのアクセス制限
・メール内容の監視(私用メールの禁止)
・・・etc.
●パソコンは、ビジネスやコミュニケーションの生産性を上げるためのもの。ゲームマシンやDVDプレイヤーにも早変わりする存在だけに、正しい使用法を守らないと、かえって生産性を落とすツールになりかねません。会社としてパソコン使用に関する何らかのルールを作ることや、その管理・監査が必要だと思うのです。
●まずは、経営者であるあなた自身のパソコンを「聖」なるマシンとしてキープすることを誓いましょう。
みなさん、こんにちは! 武沢と申します。
「有限会社がんばれ社長」というコンサルティング会社の社長をやっていますが、銀行の窓口で「がんばれ社長さ~ん」などと呼ばれると、周囲のお客がみんな私の方を見ます。クスッと笑う人だっています。
どうやら世間ではユニークな会社名みたいなのですが、決してウケ狙いで決めた社名ではありません。実はこの名前、私が6年前(西暦2000年)の夏から発行しているメールマガジンのタイトルなのです。
『がんばれ社長!今日のポイント』というタイトルのメルマガを発行していて、読者数がかなり増えてきたので、社名まで「がんばれ社長!」にしてしまったというのが真相です。
私の願いは日本の中小企業経営者を応援し、元気になっていただくこと。「がんばれ~、ガンバレ!」と応援するサポーターでもありますが、時には、がんばり方もお教えできるコンサルタントの仕事もします。
日本実業出版社さんともメールマガジンを通して出逢い、おつき合いさせていただくようになりました。
この『経営者会報ブログ・アドバイザリ・ボード』でも「社長の学校・事始め」というテーマで経営者のみなさんを応援するコラムを書いてゆきたいと思います。
内容は種々雑多なものになると思いますが、ブログですので、、みなさまからコメントや質問などを頂戴しながら、なるべく楽しく、かつ長く続けられたらよいなぁ、と思っています。
■社長の学校・事始め
第一講座:「聖と俗」
●たしかヨーロッパの企業だったか、重役の一人が仕事中にインターネットのアダルトサイトにアクセスしていたことが発覚し、辞任に追いやられるという"事件"がありました。きっと本人にしてみれば、ちょっとした息抜きのつもりだったのでしょう。しかし、組織のリーダーが率先してルール違反をした代償はあまりに大きかったようで、高額の役員報酬もフイにしてしまいました。
●仕事中の息抜きが悪いのではなく、ルール違反がとがめられたということでしょう。しかし、私はもっと深い意味があるように思えます。だってルール違反するたびに役員が更迭されていては、誰も役員がいなくなってしまいかねません。むしろルール違反の中身が問題です。それは、「聖」(職場)と「俗」(アダルト)の混合が良くないということではないでしょうか
●「回教徒が寺院に入るとき靴を脱ぐように、私は仕事中、ドアの外に肉体を置いてくる」と語ったのは、かのピカソです。中国から日本に仏教を持ち込んだ僧侶のひとり「空海」が高野山を修業の場とするにあたり、「結界」という名の境界線を設定しました。「結界」内には女人が入ることが許されず、ほかにも修業の妨げになるような世俗的なものは一切が持ち込み不可でした。
●このように、古今東西において「聖」と「俗」を区分けすることの大切さが説かれているのです。それは、宗教や芸術だけの話ではなく、ビジネスでも同様のはず。オフィスの中には、仕事に関係しないモノは持ち込まないこと。
●最近では、パソコンの中味も問われます。仕事で使うパソコンにも、何らかの決まりが必要な時代になってきました。多くの企業では、すでに次のようなことが実行されていますが、今後、こうした制約はますます必要になってくるでしょう。
・ゲーム類のソフト削除
・インターネットサイトへのアクセス制限
・メール内容の監視(私用メールの禁止)
・・・etc.
●パソコンは、ビジネスやコミュニケーションの生産性を上げるためのもの。ゲームマシンやDVDプレイヤーにも早変わりする存在だけに、正しい使用法を守らないと、かえって生産性を落とすツールになりかねません。会社としてパソコン使用に関する何らかのルールを作ることや、その管理・監査が必要だと思うのです。
●まずは、経営者であるあなた自身のパソコンを「聖」なるマシンとしてキープすることを誓いましょう。
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