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  <title><![CDATA[武沢信行の「社長の学校・事始め」の最新ブログ記事]]></title>
  <updated>2014-04-25T15:30:02+09:00</updated>
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    <title><![CDATA[がんばれ社長 2014 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2014-04-25T09:44:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=84"/>
    <summary><![CDATA[
今日は私が個人的に挑戦中の二つのことについてお話しさせていただきます。


ひとつは、2014年4月にオープンした「Best of がんばれ！社長ブログ」についてです。
私が14年ほぼ毎日書いてきた日刊メルマガ『がんばれ社長！今日のポイント』を、テーマ別・目的別・キーワード別などでお読みいただけるように体系化したブログです。
まだ未完成ではありますが、私のなかでは「経営大全」的なものをめざしてライフワークにしていくブログです。
お時間のあるときにゆっくりとページを繰ってお読みいただけるように大幅に加筆修正して記事をアップしていますのでお目通し下さい。
★「Best of がんばれ！社長ブログ」
&rarr; http://ganbare.s2.coreblog.jp/wordpress/ 


そしてもうひとつは、今年の2月からチャレンジを開始している、小説執筆です。
実在する経営者をモデルにした短編小説を毎月発行するという挑戦です。
Amazonが運営するキンドルストアで電子書籍として購入可能です。オープニング価格としてゴールデンウィーク明けまでは1冊300円で提供しています。


今話題の電子書籍は、Amazon の Kindle端末以外に、スマホやタブレット、パソコンでも読むことが出来ます。
今のところ発売中の小説は次の三本です。


■企業家列伝シリーズ１「ウオダイ物語」（2014年2月発売） 
戦後間もなく、祖父が大八車を使ってはじめた魚の引き売りは、その後半世紀を経て食品スーパー『ウオダイ』になった。親子孫、三世代にわたって引き継がれた言葉は「安く買ったら安く売れ、高く買っても安く売れ」だった。そして今、『ウオダイ』はメディアが注目する激安店に変貌を遂げた。そのプロセスがここにある。
http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3854


■企業家列伝シリーズ２「アジアの小太陽」（上巻）（2014年3月発売）
大阪の東栄百貨店で婦人服バイヤーをしていた松浪 悟は、四十歳で志願して海外駐在員になる。1980年代の前半の香港はまさしく龍のごとく飛翔する直前の時期だった。華僑の大物と出会い、人生を切り開いていくが、道は平坦ではない。松浪 悟の痛快実話物語。
http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3853


■企業家列伝シリーズ３「アジアの小太陽」（下巻）（2014年4月発売）
常識の違い、文化の違いに戸惑いながらも香港でしたたかに利益をあげ始めた松浪は、その後、日本のバブル経済の崩壊、東栄百貨店の香港撤退、香港の中国返還問題など、激動の波に翻弄される。
五十五歳にして家族を香港に呼び、大きな勝負に出る松浪。
その結果は&hellip;&hellip;。
http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3873


いずれも一時間ほどで楽しく読める短編で、おすすめです。
おかげさまでAmazonでのブックレビューも好評で満点に近い評価をいただいています。また、Amazon さんが、私の「ウオダイ物語」を月間プロモーション作品に選定してくれました。最長一ヶ月にわたって Kindle ストア内で「ウオダイ物語」の露出が増えるそうです。
よろしければあなたも一度チェックしてみてください。


今日はお知らせだけで失礼いたします。

]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<br>
今日は私が個人的に挑戦中の二つのことについてお話しさせていただきます。<br>
<br>
<br>
ひとつは、2014年4月にオープンした「Best of がんばれ！社長ブログ」についてです。<br>
私が14年ほぼ毎日書いてきた日刊メルマガ『がんばれ社長！今日のポイント』を、テーマ別・目的別・キーワード別などでお読みいただけるように体系化したブログです。<br>
まだ未完成ではありますが、私のなかでは「経営大全」的なものをめざしてライフワークにしていくブログです。<br>
お時間のあるときにゆっくりとページを繰ってお読みいただけるように大幅に加筆修正して記事をアップしていますのでお目通し下さい。<br>
★「Best of がんばれ！社長ブログ」<br>
&rarr; <a href="http://ganbare.s2.coreblog.jp/wordpress/">http://ganbare.s2.coreblog.jp/wordpress/ </a><br>
<br>
<br>
そしてもうひとつは、今年の2月からチャレンジを開始している、小説執筆です。<br>
実在する経営者をモデルにした短編小説を毎月発行するという挑戦です。<br>
Amazonが運営するキンドルストアで電子書籍として購入可能です。オープニング価格としてゴールデンウィーク明けまでは1冊300円で提供しています。<br>
<br>
<br>
今話題の電子書籍は、Amazon の Kindle端末以外に、スマホやタブレット、パソコンでも読むことが出来ます。<br>
今のところ発売中の小説は次の三本です。<br>
<br>
<br>
■企業家列伝シリーズ１「ウオダイ物語」（2014年2月発売） <br>
戦後間もなく、祖父が大八車を使ってはじめた魚の引き売りは、その後半世紀を経て食品スーパー『ウオダイ』になった。親子孫、三世代にわたって引き継がれた言葉は「安く買ったら安く売れ、高く買っても安く売れ」だった。そして今、『ウオダイ』はメディアが注目する激安店に変貌を遂げた。そのプロセスがここにある。<br>
<a href="http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3854">http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3854</a><br>
<br>
<br>
■企業家列伝シリーズ２「アジアの小太陽」（上巻）（2014年3月発売）<br>
大阪の東栄百貨店で婦人服バイヤーをしていた松浪 悟は、四十歳で志願して海外駐在員になる。1980年代の前半の香港はまさしく龍のごとく飛翔する直前の時期だった。華僑の大物と出会い、人生を切り開いていくが、道は平坦ではない。松浪 悟の痛快実話物語。<br>
<a href="http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3853">http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3853</a><br>
<br>
<br>
■企業家列伝シリーズ３「アジアの小太陽」（下巻）（2014年4月発売）<br>
常識の違い、文化の違いに戸惑いながらも香港でしたたかに利益をあげ始めた松浪は、その後、日本のバブル経済の崩壊、東栄百貨店の香港撤退、香港の中国返還問題など、激動の波に翻弄される。<br>
五十五歳にして家族を香港に呼び、大きな勝負に出る松浪。<br>
その結果は&hellip;&hellip;。<br>
<a href="http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3873">http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3873</a><br>
<br>
<br>
いずれも一時間ほどで楽しく読める短編で、おすすめです。<br>
おかげさまでAmazonでのブックレビューも好評で満点に近い評価をいただいています。また、Amazon さんが、私の「ウオダイ物語」を月間プロモーション作品に選定してくれました。最長一ヶ月にわたって Kindle ストア内で「ウオダイ物語」の露出が増えるそうです。<br>
よろしければあなたも一度チェックしてみてください。<br>
<br>
<br>
今日はお知らせだけで失礼いたします。<br>
<br>
<br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
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    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=82</id>
    <title><![CDATA[1,000人の社長を小説にしたい - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2014-03-20T13:06:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=82"/>
    <summary><![CDATA[●全国には、数えきれないほどのすごい人がいます。しかし、意外に本人は自分のことをすごいと思っていません。なぜなら、すごい時間よりもすごくない時間の方が多いことと、すごい自分に慣れてしまっているからでしょう。
私は、そうしたすごい人と実際に出会ううちに、その人を小説にしたいと考えるようになりました。社長を主人公にした小説を書くことで、社長になりたい人が増え、社長になって良かったと思う人が増えたら素晴らしいと考えたのです。

●なにも世間が驚くほどの業績をあげなくとも、等身大の経営者のなかにすごいヒーロー・ヒロインがいます。
それを Kindle ストア（Amazonの電子書籍ストア）で発売することにしました。そうすれば、文芸界にコネがまったくない私でもすぐに出版できるからです。

●それを小説「企業家列伝シリーズ」と名づけ、第一弾『ウオダイ物語』を2月24日に、第二弾『アジアの小太陽』（上巻）を3月14日に発売しました。
それをプロモーションするためにブログ「小説ドットコム」のサイトも3月中旬にオープンしました。

等身大のヒーロー・ヒロイン社長の物語を読みたくなったとき是非思い出してください。
私の新しい夢は「1,000人の社長を小説にする！」です。

★ウオダイ物語 
★アジアの小太陽 （上巻） 
★ブログ「小説ドットコム」  ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●全国には、数えきれないほどのすごい人がいます。しかし、意外に本人は自分のことをすごいと思っていません。なぜなら、すごい時間よりもすごくない時間の方が多いことと、すごい自分に慣れてしまっているからでしょう。<br>
私は、そうしたすごい人と実際に出会ううちに、その人を小説にしたいと考えるようになりました。社長を主人公にした小説を書くことで、社長になりたい人が増え、社長になって良かったと思う人が増えたら素晴らしいと考えたのです。<br>
<br>
●なにも世間が驚くほどの業績をあげなくとも、等身大の経営者のなかにすごいヒーロー・ヒロインがいます。<br>
それを Kindle ストア（Amazonの電子書籍ストア）で発売することにしました。そうすれば、文芸界にコネがまったくない私でもすぐに出版できるからです。<br>
<br>
●それを小説「企業家列伝シリーズ」と名づけ、第一弾『ウオダイ物語』を2月24日に、第二弾『アジアの小太陽』（上巻）を3月14日に発売しました。<br>
それをプロモーションするためにブログ「小説ドットコム」のサイトも3月中旬にオープンしました。<br>
<br>
等身大のヒーロー・ヒロイン社長の物語を読みたくなったとき是非思い出してください。<br>
私の新しい夢は「1,000人の社長を小説にする！」です。<br>
<br>
★<a href="http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3846">ウオダイ物語 </a><br>
★<a href="http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3845">アジアの小太陽 （上巻）</a> <br>
★<a href="http://syousetsu.com">ブログ「小説ドットコム」</a>  <br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=81</id>
    <title><![CDATA[かわいい子には・・・ - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2014-02-07T16:36:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=81"/>
    <summary><![CDATA[●ある社長の息子が中学校に入ると不良グループに入り、生活が荒れ始めた。更生させるためにアラスカの高校に留学させた。そこで良い友人と出逢い学問に目ざめた。シアトルの大学に入り MBA を取得。今年、大学を卒業してバンコクの大学院に留学する。アジアビジネスのマネジメントを学んでみたいというわけだ。

「もうそろそろ勉強をやめてうちの会社を手伝ってほしいんですがね」
そう言いつつも、勉強好きに変身した我が子をみて目を細めている。

●昔から「かわいい子には旅をさせよ」というが、若いうちにしか経験できないようなことは早めにやらせてあげよう。
・かわいい子には都会や外国を見せよう
・かわいい子には挑戦させよう
・かわいい子には早めに挫折を経験させよう
・かわいい子にはクヤシイ思いをさせよう
・かわしい子にはさみしい思いをさせろう
・かわいい子には辛い思いをさせよう

これらすべてが貴重な体験となり本人の財産になる。
人生最後の日に、我が人生を振り返ったとき、何が思い出としてよみがえるかである。楽しいことも辛いことも、すべてに同等に価値があるのだと思う。
「私は何も失敗していません」「私は馬鹿なことは一度もしていません」という人は、リーダーにはなれない。

●もちろん、体験の価値は人生最後の日だけにあるのではない。過去に体験したことは必ず今、活きているはずだ。だから経営も、「かわいい社員には経験させよ」ということになる。
ジョブローテーション（人事異動）という意味での変化でもよい。たとえば、職場が変わる、職務や職位が変わるということも大きな変化だ。

●また、そこまで大きな人事異動ができない会社であれば、営業方法が変わるとか、担当客先が変わる、チームが変わる、ツールが変わる、システムが変わる、職場環境が変わるなど、何でも良いので変化を作ってあげよう。旅行の好き嫌いは体質の問題だろうが、変化の好き嫌いは心構えの問題だと思う。優秀な社員ほど変化を好むものである。

]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●ある社長の息子が中学校に入ると不良グループに入り、生活が荒れ始めた。更生させるためにアラスカの高校に留学させた。そこで良い友人と出逢い学問に目ざめた。シアトルの大学に入り MBA を取得。今年、大学を卒業してバンコクの大学院に留学する。アジアビジネスのマネジメントを学んでみたいというわけだ。<br>
<br>
「もうそろそろ勉強をやめてうちの会社を手伝ってほしいんですがね」<br>
そう言いつつも、勉強好きに変身した我が子をみて目を細めている。<br>
<br>
●昔から「かわいい子には旅をさせよ」というが、若いうちにしか経験できないようなことは早めにやらせてあげよう。<br>
・かわいい子には都会や外国を見せよう<br>
・かわいい子には挑戦させよう<br>
・かわいい子には早めに挫折を経験させよう<br>
・かわいい子にはクヤシイ思いをさせよう<br>
・かわしい子にはさみしい思いをさせろう<br>
・かわいい子には辛い思いをさせよう<br>
<br>
これらすべてが貴重な体験となり本人の財産になる。<br>
人生最後の日に、我が人生を振り返ったとき、何が思い出としてよみがえるかである。楽しいことも辛いことも、すべてに同等に価値があるのだと思う。<br>
「私は何も失敗していません」「私は馬鹿なことは一度もしていません」という人は、リーダーにはなれない。<br>
<br>
●もちろん、体験の価値は人生最後の日だけにあるのではない。過去に体験したことは必ず今、活きているはずだ。だから経営も、「かわいい社員には経験させよ」ということになる。<br>
ジョブローテーション（人事異動）という意味での変化でもよい。たとえば、職場が変わる、職務や職位が変わるということも大きな変化だ。<br>
<br>
●また、そこまで大きな人事異動ができない会社であれば、営業方法が変わるとか、担当客先が変わる、チームが変わる、ツールが変わる、システムが変わる、職場環境が変わるなど、何でも良いので変化を作ってあげよう。旅行の好き嫌いは体質の問題だろうが、変化の好き嫌いは心構えの問題だと思う。優秀な社員ほど変化を好むものである。<br>
<br>
<br>]]></content>
    <category term="組織・人事"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=80</id>
    <title><![CDATA[数字に弱い社長 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2014-01-28T11:59:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=80"/>
    <summary><![CDATA[●講演やセミナーで「経営者は数字に強くなりましょう」というお話をすると、ほとんどの方が決算書や経理に強くなることが社長の役目だと理解するようだ。
先日もある講演会のあと、「私は数字にからっきし弱いので、これを機会に勉強しようと思います。おすすめの本を１～２冊紹介していただけませんか？」と聞かれた。そこで私は、「数字に強くなるのに読書は必要ありません。まずはご自分の考えや目標を語るときには常に数字で表現する自己訓練をなさって下さい」と申し上げた。

●本を読むのも結構だが、日ごろから社長の気持ちを数字で表現することを心がけよう。

・顧客満足を高めよう
・お客様に喜ばれよう
・お客様の笑顔が私たちの喜びです
などのスローガンはことばだけでなく、その状態を数字で語る訓練をすればよい。
たとえば、
・顧客満足指数を &chi;点以上にする
・購入リピート率を &chi;％以上にする
・顧客からの紹介客を年間&chi;件以上集める
などである。
このように、目標を数字で語る訓練をするだけで、理想と現実の双方を数字でとらえようという努力が始まる。それがすなわち数字に強くなりはじめる第一歩なのだ。

●もうひとつ大切なことがある。「目標達成のためにどのような行動をとるか」も数字で考えるのだ。
株式会社武蔵野の小山社長は、最新著『決定で儲かる会社をつくりなさい』のなかで次のような主旨のことを書いておられるが、私も同感である。

以下、文責武沢。
・・・
環境美化はわが社にとってきわめて重要な経営戦略ですから、わが社（武蔵野）では、毎朝30分間の社内清掃を義務づけています。もちろん給料を払って掃除をしてもらっているのです。20年前の経営計画書の「環境美化に関する方針」のなかに、「わが社は今後、環境整備に毎月100万円使う」と書きました。それを書いて発
表した瞬間から社員は、「社長、本気だな」と思ったはずです。実際に100万円を使い切ることよりも、それだけのお金や時間を使ってまでも大切にしている目標なのだ、ということを伝える上で、方針を数字で語ることは大切なのです。こうしたことをくり返していくと、「できない」「無理だ」と思っていたことも、やがてできるようになっていくのです。
・・・

●私もかつて、「日本中を東奔西走する」という目標を達成するために月間100万円の旅費交通費を使うことを予算化した。それを使いきるようにした一年があったが、大切な目標は必ず数字で目標設定するのはもちろん、行動基準も数字で評価できるようにしていけば、おのずと数字に強くなってくるはずだ。

大切なことでありながら、数字化していないことはないだろうか？よく吟味してみよう。]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●講演やセミナーで「経営者は数字に強くなりましょう」というお話をすると、ほとんどの方が決算書や経理に強くなることが社長の役目だと理解するようだ。<br>
先日もある講演会のあと、「私は数字にからっきし弱いので、これを機会に勉強しようと思います。おすすめの本を１～２冊紹介していただけませんか？」と聞かれた。そこで私は、「数字に強くなるのに読書は必要ありません。まずはご自分の考えや目標を語るときには常に数字で表現する自己訓練をなさって下さい」と申し上げた。<br>
<br>
●本を読むのも結構だが、日ごろから社長の気持ちを数字で表現することを心がけよう。<br>
<br>
・顧客満足を高めよう<br>
・お客様に喜ばれよう<br>
・お客様の笑顔が私たちの喜びです<br>
などのスローガンはことばだけでなく、その状態を数字で語る訓練をすればよい。<br>
たとえば、<br>
・顧客満足指数を &chi;点以上にする<br>
・購入リピート率を &chi;％以上にする<br>
・顧客からの紹介客を年間&chi;件以上集める<br>
などである。<br>
このように、目標を数字で語る訓練をするだけで、理想と現実の双方を数字でとらえようという努力が始まる。それがすなわち数字に強くなりはじめる第一歩なのだ。<br>
<br>
●もうひとつ大切なことがある。「目標達成のためにどのような行動をとるか」も数字で考えるのだ。<br>
株式会社武蔵野の小山社長は、最新著『決定で儲かる会社をつくりなさい』のなかで次のような主旨のことを書いておられるが、私も同感である。<br>
<br>
以下、文責武沢。<br>
・・・<br>
環境美化はわが社にとってきわめて重要な経営戦略ですから、わが社（武蔵野）では、毎朝30分間の社内清掃を義務づけています。もちろん給料を払って掃除をしてもらっているのです。20年前の経営計画書の「環境美化に関する方針」のなかに、「わが社は今後、環境整備に毎月100万円使う」と書きました。それを書いて発<br>
表した瞬間から社員は、「社長、本気だな」と思ったはずです。実際に100万円を使い切ることよりも、それだけのお金や時間を使ってまでも大切にしている目標なのだ、ということを伝える上で、方針を数字で語ることは大切なのです。こうしたことをくり返していくと、「できない」「無理だ」と思っていたことも、やがてできるようになっていくのです。<br>
・・・<br>
<br>
●私もかつて、「日本中を東奔西走する」という目標を達成するために月間100万円の旅費交通費を使うことを予算化した。それを使いきるようにした一年があったが、大切な目標は必ず数字で目標設定するのはもちろん、行動基準も数字で評価できるようにしていけば、おのずと数字に強くなってくるはずだ。<br>
<br>
大切なことでありながら、数字化していないことはないだろうか？よく吟味してみよう。<br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
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    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=79</id>
    <title><![CDATA[行（ぎょう）のある生活 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2014-01-10T16:36:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=79"/>
    <summary><![CDATA[●目標設定のバランスを考えてみよう。今のあなたの目標を箇条書きしたとき、「得る」「なる」「ある」が程よく調和しているかどうかがポイントだ。
「得る」とは、何かをGetすることである。家を買う、収入を得る、売上げ目標を達成する、外国へ行く、など、数字やカタチのある目標が「得る」目標である。

●「なる」目標とは、あなたが何者かに「なる」ことである。新しい知識や教養、技術を習得することや今までとは異なる人格・個性を身につけることである。
「ある」とは、日常生活のあり方や仕事のありかたが何らかのテーマによって貫かれている状態をいう。そのあたり、司馬遼太郎が『峠』で次のように書いているのが参考になるだろう。
・・・
志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というものはその志の高さをいかにまもりぬくかというところにあり、それをまもりぬく工夫は格別なものではなく、日常茶飯の自己規律にある、という。箸のあげおろしにも自分の仕方がなければならぬ。物の言いかた、人とのつきあいかた、息の吸い方、息の吐き方、酒ののみ方、あそび方、ふざけ方、すべてがその志をまもるがための工夫によってつらぬかれておらねばならぬ、というのが継之助の考えかたであった。
・・・
継之助が心がけたという日常の自己規律こそ、「ある」の目標設定の好例だろう。

●「ある」とは、ひとつの「行（ぎょう）」と考えることもできる。伝教大師・最澄が1200年前にひらいた比叡山延暦寺には、「千日回峰行（せんにちかいほうぎょう）」という荒行中の荒行がある。７年間をかけて通算1000日かけて行われるこの荒行は、文字どおり命をかけて行われるのだ。なぜなら、一度始めたら途中でやめることは許されておらず、続行不能になった場合は、自ら命を絶つことが不文律とされている。
信長の比叡山焼き討ち以後400年間の記録によれば、千日回峰を満行した僧は50人もいない。

●最初の三年間は、１年のうち100日だけ行が許され、１日30Kmを歩いて260ヶ所の霊場をめぐる。四年目からの二年間は１年に200日、同じ修行を行ない、この五年間で通算700日となる。そこから９日間の「断食、断水、不眠、不臥の行」にはいる。この行を修めないと次の行に進むことは許されないのだ。通常、人間が断食・断水状態で生きられる生理的限界は三日間とされていることを考えれば、想像を絶する苦行といえよう。

●この行の後、六年目は１年間に100日の行となる。１日に歩く距離は60Kmと倍増する。七年目は、前半の100日間が1日84Km、300カ所の巡拝となる。これだけ歩くためには、睡眠時間はわずか２時間、夜中の12時に起きて歩き始める必要があるという。

●最後の100日間は当初の１日30Kmの行に戻る。これで合計1000日間、歩く距離は地球１周に匹敵する4万Kmにも及ぶそうだ。これは、仏道に生きる決意をした人が自分を捨て去るために挑む苦行である。
こうした過酷な「行」は、誰にでもできることではない。だが、何らかの「精進（しょうじん）」や「持戒（じかい）」をもった生活をすることが大切なのは言うまでもない。他人に言われてやるのではなく、何かを成すために自らがすすんで行う「行」に価値があると思う。
あなたにとっての「行」を考えてみよう。]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●目標設定のバランスを考えてみよう。今のあなたの目標を箇条書きしたとき、「得る」「なる」「ある」が程よく調和しているかどうかがポイントだ。<br>
「得る」とは、何かをGetすることである。家を買う、収入を得る、売上げ目標を達成する、外国へ行く、など、数字やカタチのある目標が「得る」目標である。<br>
<br>
●「なる」目標とは、あなたが何者かに「なる」ことである。新しい知識や教養、技術を習得することや今までとは異なる人格・個性を身につけることである。<br>
「ある」とは、日常生活のあり方や仕事のありかたが何らかのテーマによって貫かれている状態をいう。そのあたり、司馬遼太郎が『峠』で次のように書いているのが参考になるだろう。<br>
・・・<br>
志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というものはその志の高さをいかにまもりぬくかというところにあり、それをまもりぬく工夫は格別なものではなく、日常茶飯の自己規律にある、という。箸のあげおろしにも自分の仕方がなければならぬ。物の言いかた、人とのつきあいかた、息の吸い方、息の吐き方、酒ののみ方、あそび方、ふざけ方、すべてがその志をまもるがための工夫によってつらぬかれておらねばならぬ、というのが継之助の考えかたであった。<br>
・・・<br>
継之助が心がけたという日常の自己規律こそ、「ある」の目標設定の好例だろう。<br>
<br>
●「ある」とは、ひとつの「行（ぎょう）」と考えることもできる。伝教大師・最澄が1200年前にひらいた比叡山延暦寺には、「千日回峰行（せんにちかいほうぎょう）」という荒行中の荒行がある。７年間をかけて通算1000日かけて行われるこの荒行は、文字どおり命をかけて行われるのだ。なぜなら、一度始めたら途中でやめることは許されておらず、続行不能になった場合は、自ら命を絶つことが不文律とされている。<br>
信長の比叡山焼き討ち以後400年間の記録によれば、千日回峰を満行した僧は50人もいない。<br>
<br>
●最初の三年間は、１年のうち100日だけ行が許され、１日30Kmを歩いて260ヶ所の霊場をめぐる。四年目からの二年間は１年に200日、同じ修行を行ない、この五年間で通算700日となる。そこから９日間の「断食、断水、不眠、不臥の行」にはいる。この行を修めないと次の行に進むことは許されないのだ。通常、人間が断食・断水状態で生きられる生理的限界は三日間とされていることを考えれば、想像を絶する苦行といえよう。<br>
<br>
●この行の後、六年目は１年間に100日の行となる。１日に歩く距離は60Kmと倍増する。七年目は、前半の100日間が1日84Km、300カ所の巡拝となる。これだけ歩くためには、睡眠時間はわずか２時間、夜中の12時に起きて歩き始める必要があるという。<br>
<br>
●最後の100日間は当初の１日30Kmの行に戻る。これで合計1000日間、歩く距離は地球１周に匹敵する4万Kmにも及ぶそうだ。これは、仏道に生きる決意をした人が自分を捨て去るために挑む苦行である。<br>
こうした過酷な「行」は、誰にでもできることではない。だが、何らかの「精進（しょうじん）」や「持戒（じかい）」をもった生活をすることが大切なのは言うまでもない。他人に言われてやるのではなく、何かを成すために自らがすすんで行う「行」に価値があると思う。<br>
あなたにとっての「行」を考えてみよう。<br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
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    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=78</id>
    <title><![CDATA[婚約体験記 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-12-27T13:53:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=78"/>
    <summary><![CDATA[●先日、路上で信号待ちしていたら、下校時の小学生数人のグループと一緒になった。
彼らの会話を聞いていると、そのボキャブラリーにビックリした。私が子どものころには決して使わなかった大人じみた、いや老けた単語がポンポンと飛び出てくるのだ。
「疲れたね」「うん休みたい」「癒してほしいよ」「おれマッサージ機にはまってるんだ」「温泉へ行ってのんびりしたい」・・・。敬老会の集まりではなく、小学生の会話に出てくる単語なのだ。
「がんばれ子どもたち！」と言いたくなったが、これも親の影響なのだろうか。

●そんな折り、メルマガ読者の方から先日次のようなメールが届いた。30代の独身男性によるつぶやきが聞こえてくる。
・・・いつもメルマガ楽しみに読んでいます。苦しいことも多いですが、何とかメルマガに励まされて頑張っています。ところで、私の悩みについて書いてみます。可能でしたらメルマガで是非取り上げてください。私は現在30台半ばです。結婚もしていませんし、彼女もいません。仕事に追われて気がついたらこの年になっていたという感じです。このままではいけないと彼女探しに力を入れると仕事がおろそかになり調子が悪くなり、そうすると彼女ができるのは先になるという悪循環です。彼女がいないことで、余計彼女ができにくくなっているようです。
こんな人、世の中にはあまりいないのでしょうか？成功している人たちは皆さんうまくこの辺、切り替えてやっていくのですかね。。。少子化といいますが、こんな感じの人って結構多いのでしょう。
・・・
（全文、本文のまま）

●こうした人が世の中に多いかどうかは知らないが、経営者にはこうした受け身の姿勢の人はいないはず。彼のメッセージを私なりに解釈すれば、冒頭の小学生のような「何となく」というアンニュイ（倦怠感）ムードが漂っているように思える。強く生きていく上で必要なエネルギーがまったく足りていない。
意味があってそうしている、意思があってそうしている、というのではなく、「何となくそう思うからそうしている」ように思える。

●司法試験界の「カリスマ塾長」こと伊藤真氏は、授業開始の初日に、まず生徒に合格体験記を書かせるそうだ。まだ合格していない、いや、勉強すら始めていない段階なのに、まるで合格したかのような体験記を書く。それもできるだけ具体的にリアルに書いてもらうという。
「あのとき、自分はとても苦しくてもうダメかと思ったが、家族のこんな言葉に励まされて、がんばることができた」
「今日、試験会場で発表を見てきた。自分の名前を見つけた。ジーンとした」などと合格者になりきる。
これが意外に効果があるという。

●メールの主の彼にも「婚約体験記」を書いてみるよう提案したい。主体的にエネルギッシュに生きている自分の姿を作文にしよう。自らの進路を明らかにして明るく生きている人に対して世間は、道を掃き清めて整えてくれる。その一方、自らの進路を迷いながらトボトボ歩いている人に対して世間は、行く手に石ころを放り投げイバラを敷き詰める。どんな歩き方をするかは他人が決めるのでなく、自分で決めるしかない。自分で決められるのだ。

]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●先日、路上で信号待ちしていたら、下校時の小学生数人のグループと一緒になった。<br>
彼らの会話を聞いていると、そのボキャブラリーにビックリした。私が子どものころには決して使わなかった大人じみた、いや老けた単語がポンポンと飛び出てくるのだ。<br>
「疲れたね」「うん休みたい」「癒してほしいよ」「おれマッサージ機にはまってるんだ」「温泉へ行ってのんびりしたい」・・・。敬老会の集まりではなく、小学生の会話に出てくる単語なのだ。<br>
「がんばれ子どもたち！」と言いたくなったが、これも親の影響なのだろうか。<br>
<br>
●そんな折り、メルマガ読者の方から先日次のようなメールが届いた。30代の独身男性によるつぶやきが聞こえてくる。<br>
・・・いつもメルマガ楽しみに読んでいます。苦しいことも多いですが、何とかメルマガに励まされて頑張っています。ところで、私の悩みについて書いてみます。可能でしたらメルマガで是非取り上げてください。私は現在30台半ばです。結婚もしていませんし、彼女もいません。仕事に追われて気がついたらこの年になっていたという感じです。このままではいけないと彼女探しに力を入れると仕事がおろそかになり調子が悪くなり、そうすると彼女ができるのは先になるという悪循環です。彼女がいないことで、余計彼女ができにくくなっているようです。<br>
こんな人、世の中にはあまりいないのでしょうか？成功している人たちは皆さんうまくこの辺、切り替えてやっていくのですかね。。。少子化といいますが、こんな感じの人って結構多いのでしょう。<br>
・・・<br>
（全文、本文のまま）<br>
<br>
●こうした人が世の中に多いかどうかは知らないが、経営者にはこうした受け身の姿勢の人はいないはず。彼のメッセージを私なりに解釈すれば、冒頭の小学生のような「何となく」というアンニュイ（倦怠感）ムードが漂っているように思える。強く生きていく上で必要なエネルギーがまったく足りていない。<br>
意味があってそうしている、意思があってそうしている、というのではなく、「何となくそう思うからそうしている」ように思える。<br>
<br>
●司法試験界の「カリスマ塾長」こと伊藤真氏は、授業開始の初日に、まず生徒に合格体験記を書かせるそうだ。まだ合格していない、いや、勉強すら始めていない段階なのに、まるで合格したかのような体験記を書く。それもできるだけ具体的にリアルに書いてもらうという。<br>
「あのとき、自分はとても苦しくてもうダメかと思ったが、家族のこんな言葉に励まされて、がんばることができた」<br>
「今日、試験会場で発表を見てきた。自分の名前を見つけた。ジーンとした」などと合格者になりきる。<br>
これが意外に効果があるという。<br>
<br>
●メールの主の彼にも「婚約体験記」を書いてみるよう提案したい。主体的にエネルギッシュに生きている自分の姿を作文にしよう。自らの進路を明らかにして明るく生きている人に対して世間は、道を掃き清めて整えてくれる。その一方、自らの進路を迷いながらトボトボ歩いている人に対して世間は、行く手に石ころを放り投げイバラを敷き詰める。どんな歩き方をするかは他人が決めるのでなく、自分で決めるしかない。自分で決められるのだ。<br>
<br>
<br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=77</id>
    <title><![CDATA[評価すべきは継続力 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-12-20T13:13:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=77"/>
    <summary><![CDATA[●沖縄の青い空、碧い海が大好きで毎年何度か出かけるようにしている。つい先日も沖縄でセミナーをしてきたのだが、受講者の方にこんな質問をされた。
「武沢さん、私はブログが長続きせずに困っています。武沢さんがあれだけのメルマガを毎日書きつづけられる秘訣は何ですか」
こうした質問は時々受けるが、いつも同じように返答している。
「だってこれが私の仕事ですから」とか、「それくらいしかやってませんから」などと。中には「がんばれ！社長」のことを&rdquo;ご長寿メルマガ&rdquo;とよぶ人もいる。たしかに20年しかないインターネットの歴史のなかで14年続いているメルマガなので&rdquo;ご長寿&rdquo;なのかもしれないが、私はまだかけ出しのつもりでいる。

●14年間にわたって原稿を書くことができているだけのことで、格段誇るべきことなどない。

吉田松陰さんは「青年の俊才、恃むに足らず」として次のように語っている。
・・・
人が志を立てたという時には、必ず二、三十年くらい実行したのを見届けて、その後、初めてはっきりと信じるべきである。また、認めるべきである。（中略）青年がいくら人並みすぐれた才能をもっているとしても、信頼し、期待するには足りない。誠実なまごころ、これを信頼し、期待するだけである
・・・
（『吉田松陰一日一言』 川口雅昭 編 致知出版社 刊 より）

●年下の教え子に対しても「我が良薬なり」と賛辞をおくりつづけた松陰さんだが、それは信頼と期待の表れにすぎない。本当の意味で、人の実力や価値を評価するには、二、三十年の行動を見なければわからないというのだ。

●ひるがえって今、人が人を評価する、あるいは、人が会社を評価するとき、その評価スパンが短くなりすぎていないだろうか。
・彼はいつも立派なことを言う
・彼女の会社はとても高収益だ
・あの人のビジョンはスケールが大きい
など、短期的な発言や行動、結果で他人や他社を評価しがちだ。

●松陰さんに言わせれば、「がんばれ社長！」が14年続いているくらいは、評価の対象にはならない、となる。その二倍くらいやって、初めて認めてあげようということになるのだろう。
評価スパンが短くなっているだけでなく、行動したことの結果を求めるスピードもどんどん早くなってきた。「このやり方では結果がでない」と、短絡的に結果ばかりを追い求め刺激の強い手段を探していないだろうか。

●ジム通いにしろ、販売促進にしろ、学習にしろ、人材育成にしろ、結果が出るまでには時間がかかる。それも圧倒的な時間が。
前回、「熟す」ということばを紹介したが、本人のなかで熟成するには決意の持続と絶え間ない行動や思索が必要である。また、「煮てない時間が煮物を作る」という言葉があるように、やっている時間だけでなく、やっていない時間に熟成が進むことだってある。

●続けることに意味があるとは言っても、意地になって続けるのではなく、大切なことは、今もその活動に価値を感じ、同時に、楽しみながら行えているかどうかだと私は思う。それさえあれば、二、三十年なんてアッという間だ。

★吉田松陰一日一言 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●沖縄の青い空、碧い海が大好きで毎年何度か出かけるようにしている。つい先日も沖縄でセミナーをしてきたのだが、受講者の方にこんな質問をされた。<br>
「武沢さん、私はブログが長続きせずに困っています。武沢さんがあれだけのメルマガを毎日書きつづけられる秘訣は何ですか」<br>
こうした質問は時々受けるが、いつも同じように返答している。<br>
「だってこれが私の仕事ですから」とか、「それくらいしかやってませんから」などと。中には「がんばれ！社長」のことを&rdquo;ご長寿メルマガ&rdquo;とよぶ人もいる。たしかに20年しかないインターネットの歴史のなかで14年続いているメルマガなので&rdquo;ご長寿&rdquo;なのかもしれないが、私はまだかけ出しのつもりでいる。<br>
<br>
●14年間にわたって原稿を書くことができているだけのことで、格段誇るべきことなどない。<br>
<br>
吉田松陰さんは「青年の俊才、恃むに足らず」として次のように語っている。<br>
・・・<br>
人が志を立てたという時には、必ず二、三十年くらい実行したのを見届けて、その後、初めてはっきりと信じるべきである。また、認めるべきである。（中略）青年がいくら人並みすぐれた才能をもっているとしても、信頼し、期待するには足りない。誠実なまごころ、これを信頼し、期待するだけである<br>
・・・<br>
（『吉田松陰一日一言』 川口雅昭 編 致知出版社 刊 より）<br>
<br>
●年下の教え子に対しても「我が良薬なり」と賛辞をおくりつづけた松陰さんだが、それは信頼と期待の表れにすぎない。本当の意味で、人の実力や価値を評価するには、二、三十年の行動を見なければわからないというのだ。<br>
<br>
●ひるがえって今、人が人を評価する、あるいは、人が会社を評価するとき、その評価スパンが短くなりすぎていないだろうか。<br>
・彼はいつも立派なことを言う<br>
・彼女の会社はとても高収益だ<br>
・あの人のビジョンはスケールが大きい<br>
など、短期的な発言や行動、結果で他人や他社を評価しがちだ。<br>
<br>
●松陰さんに言わせれば、「がんばれ社長！」が14年続いているくらいは、評価の対象にはならない、となる。その二倍くらいやって、初めて認めてあげようということになるのだろう。<br>
評価スパンが短くなっているだけでなく、行動したことの結果を求めるスピードもどんどん早くなってきた。「このやり方では結果がでない」と、短絡的に結果ばかりを追い求め刺激の強い手段を探していないだろうか。<br>
<br>
●ジム通いにしろ、販売促進にしろ、学習にしろ、人材育成にしろ、結果が出るまでには時間がかかる。それも圧倒的な時間が。<br>
前回、「熟す」ということばを紹介したが、本人のなかで熟成するには決意の持続と絶え間ない行動や思索が必要である。また、「煮てない時間が煮物を作る」という言葉があるように、やっている時間だけでなく、やっていない時間に熟成が進むことだってある。<br>
<br>
●続けることに意味があるとは言っても、意地になって続けるのではなく、大切なことは、今もその活動に価値を感じ、同時に、楽しみながら行えているかどうかだと私は思う。それさえあれば、二、三十年なんてアッという間だ。<br>
<br>
★<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4884747658/">吉田松陰一日一言</a> <br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=76</id>
    <title><![CDATA[熟す - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-12-06T13:39:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=76"/>
    <summary><![CDATA[●経営計画書をつくり、発表したのだけれどうまくいかない。中身の問題だろうか、それとも発表したあとの社内チェックの問題だろうか、いや、そもそも経営計画書など我社に必要ないのではなかろうか？というような質問や相談を受ける。

●経営計画書さえ作れば会社は変わるはずと即効薬としてのはたらきを期待しておられるのだろうが、料理や酒と一緒で熟成させるための時間が必要である。
個人でも志を立てることは簡単だ。夢を語ることも誰だってできるだろう。大切なことは、志に生きることであり、それには「熟」すことが肝要なのである。

●新潟県長岡市に「河井継之助記念館」がオープンした年に私はさっそく行ってきた。なにしろ司馬遼太郎の小説『峠』の主人公として日本中にファンをもつ河井継之助。平日の午後だというのに小さい記念館の中は人が絶えることがない。新築ということで、建材のにおいが濃くのこるなか、継之助の手紙や遺品の数々を見ているうちにあっという間に三時間ほど過ごしてしまった。

★河井継之助記念館
 

●ここに来て分かったことが幾つかある。『峠』で司馬遼太郎が書かなかった河井像が浮かび上がる。

その１．河井は勉強熱心だった
『峠』によれば、河井は江戸の古賀塾に学んだものの、どちらかというと不良学生であった部分を強調して書いているが、むしろ苦学生であったようだ。河井は他の塾生と同じように行動するのを好まなかっただけで、向学心は誰よりも強かったはずだ。その証拠に塾生が寝静まってから「これだ！」と決めた本を何冊も筆写している。

その２．河井は吉田松陰からも学んでいた
その筆写本の中に吉田松陰の著作として名高い『孔孟余話』が入っている。小説『峠』の中では、吉田松陰の愛弟子の吉田稔麿（よしだ としまろ）と東海道で会話する場面があるが、実際には、松陰と継之助はもう少し濃厚な関係があったのかもしれない。

●彫るように書く、文字が立ってくるほどに書く、それが河井流であったらしい。記念館でみた直筆の筆写本は、一文字一文字を彫刻刀で彫り刻むようにして書いてある。わずか一文字といえどもゆるがせにしないという気迫で書き写しているのだ。

●今とは違ってこの時代は、書物が簡単に買える時代ではなかった。書き写すことは当時の教養人のごく一般的な学習法だったのだが、それでも河井の特徴は、『峠』に出てくる次のひとことで察することができよう。
・・・
私は気に入った書物しか読まない。そういう書物があれば何度も読む。会心のところに至れば百度も読む、と、そういうふうなことを、継之助はひくい声でいった。（松陰先生に似ている）と、稔麿はおもった。
・・・

●「松陰」（しょういん）というのは松下村塾で維新の志士たちをたくさん育てたあの吉田松陰のことだが、彼はこのような言葉を残している。

・・・
今、人々が学んでいる四書五経は、孔子、孟子が説いた教えを記したものである。それなのに、善の善なる境地に達することができないのは、「熟」という一字を欠いているからである。「熟」とは、口で読み、読んで熟さないなら、思索、つまり物事のすじみちを立てて深く心で考え、思索しても熟さないならば行動する。行動して、また、思索し、思索してまた読む。本当にこのように努力すれば、「熟」して善の善なる境地に達することは疑いないことである。
・・・

経営計画書に書いてある様々な思いや願いを「熟」していくための継続的な取り組みが会社のなかに必要なのである。]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●経営計画書をつくり、発表したのだけれどうまくいかない。中身の問題だろうか、それとも発表したあとの社内チェックの問題だろうか、いや、そもそも経営計画書など我社に必要ないのではなかろうか？というような質問や相談を受ける。<br>
<br>
●経営計画書さえ作れば会社は変わるはずと即効薬としてのはたらきを期待しておられるのだろうが、料理や酒と一緒で熟成させるための時間が必要である。<br>
個人でも志を立てることは簡単だ。夢を語ることも誰だってできるだろう。大切なことは、志に生きることであり、それには「熟」すことが肝要なのである。<br>
<br>
●新潟県長岡市に「河井継之助記念館」がオープンした年に私はさっそく行ってきた。なにしろ司馬遼太郎の小説『峠』の主人公として日本中にファンをもつ河井継之助。平日の午後だというのに小さい記念館の中は人が絶えることがない。新築ということで、建材のにおいが濃くのこるなか、継之助の手紙や遺品の数々を見ているうちにあっという間に三時間ほど過ごしてしまった。<br>
<br>
★<a href="http://tsuginosuke.net/">河井継之助記念館</a><br>
 <br>
<br>
●ここに来て分かったことが幾つかある。『峠』で司馬遼太郎が書かなかった河井像が浮かび上がる。<br>
<br>
その１．河井は勉強熱心だった<br>
『峠』によれば、河井は江戸の古賀塾に学んだものの、どちらかというと不良学生であった部分を強調して書いているが、むしろ苦学生であったようだ。河井は他の塾生と同じように行動するのを好まなかっただけで、向学心は誰よりも強かったはずだ。その証拠に塾生が寝静まってから「これだ！」と決めた本を何冊も筆写している。<br>
<br>
その２．河井は吉田松陰からも学んでいた<br>
その筆写本の中に吉田松陰の著作として名高い『孔孟余話』が入っている。小説『峠』の中では、吉田松陰の愛弟子の吉田稔麿（よしだ としまろ）と東海道で会話する場面があるが、実際には、松陰と継之助はもう少し濃厚な関係があったのかもしれない。<br>
<br>
●彫るように書く、文字が立ってくるほどに書く、それが河井流であったらしい。記念館でみた直筆の筆写本は、一文字一文字を彫刻刀で彫り刻むようにして書いてある。わずか一文字といえどもゆるがせにしないという気迫で書き写しているのだ。<br>
<br>
●今とは違ってこの時代は、書物が簡単に買える時代ではなかった。書き写すことは当時の教養人のごく一般的な学習法だったのだが、それでも河井の特徴は、『峠』に出てくる次のひとことで察することができよう。<br>
・・・<br>
私は気に入った書物しか読まない。そういう書物があれば何度も読む。会心のところに至れば百度も読む、と、そういうふうなことを、継之助はひくい声でいった。（松陰先生に似ている）と、稔麿はおもった。<br>
・・・<br>
<br>
●「松陰」（しょういん）というのは松下村塾で維新の志士たちをたくさん育てたあの吉田松陰のことだが、彼はこのような言葉を残している。<br>
<br>
・・・<br>
今、人々が学んでいる四書五経は、孔子、孟子が説いた教えを記したものである。それなのに、善の善なる境地に達することができないのは、「熟」という一字を欠いているからである。「熟」とは、口で読み、読んで熟さないなら、思索、つまり物事のすじみちを立てて深く心で考え、思索しても熟さないならば行動する。行動して、また、思索し、思索してまた読む。本当にこのように努力すれば、「熟」して善の善なる境地に達することは疑いないことである。<br>
・・・<br>
<br>
経営計画書に書いてある様々な思いや願いを「熟」していくための継続的な取り組みが会社のなかに必要なのである。]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=75</id>
    <title><![CDATA[Ｄ社の貯蓄作戦 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-11-22T13:09:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=75"/>
    <summary><![CDATA[●前回の続き。
「会社にお金が貯まらない」のがＤ社長の悩みだった。自宅で好物の梅酒ロックを片手にそのことを妻に話すと、なんと彼女がとっておきの方法を教えてくれた。時には愚痴ってみるのも悪くないものだ。彼女のアイデアを聞いたとき、「それなら会社でもやれそうだ。最初はちょっと面倒だけどうまく回り出せば楽にお金が貯まるような気がする」とＤは思った。

●Ｄ社の普通預金や当座預金にはいつも運転資金として必要な資金だけがプールされていて、積み立て預金や定期預金のたぐいはまったくない。20年以上会社をやってきてこんな状況では情けない。どうしたら資金力のある会社になれるだろうかとかねがね思ってきたＤ。

●奥さんの助言に従って口座管理のあり方を変えることにした。今までは、入金や出金の９割以上はひとつの普通預金口座でまかなってきた。まれにサブの口座や郵便局・ネットバンクを使うときもあるが、それは全体の１割程度だ。

●Ｄ社長は入金用口座と出金用口座を分けることにした。毎月３千万程度の売り上げ入金があるが、そちらは今までの普通預金口座「Ａ」に振り込んでもらう。そして、この「Ａ」をマスター口座と位置づけ、資金を蓄えるのもこの「Ａ」が行う。

●次いで、出金（業者への支払い用や経費の支払い）専用口座「Ｂ」と、特別支出専用口座「Ｃ」の二つを新たに作った。「Ｃ」の口座では、社員の賞与や納税資金など不定期ながらも確実に出費することがわかっている性質の資金を貯めておく。そして毎月一回だけ、決めた日にマスター口座から「Ｂ」「Ｃ」へ資金移動するわけだが、必ずマスター口座にお金が貯まるように資金移動する。仮にマスターに100入金があっても、「Ｂ」と「Ｃ」には合計して90位しか資金移動しない。あとはそれで何とかやっていくのだ。そうするとマスター口座には常時、入金額の1割程度がプールされていくという考え方だ。

●果たしてこんなシンプルなやり方がうまくいくかどうかはまだ分からないが、彼の奥様の実績があるので心強い。大切なことは目的に向かってまず行動することだ。ところでこのやり方は奥様の特許ものアイデアかと思いきや、参考図書があるというのでさっそく私も読んでみた。

★富を築く100万ドルのアイデア

●個人の家計管理についていえば、この本の通りに実行するのは簡単だろう。そして貯まるに違いない。だが企業の資金管理においてどれだけ通用するものかどうかは未知数だが、考え方はものすごく参考になるはずだ。Ｄ社の実験の推移をこれからも見守りたい。
]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●前回の続き。<br>
「会社にお金が貯まらない」のがＤ社長の悩みだった。自宅で好物の梅酒ロックを片手にそのことを妻に話すと、なんと彼女がとっておきの方法を教えてくれた。時には愚痴ってみるのも悪くないものだ。彼女のアイデアを聞いたとき、「それなら会社でもやれそうだ。最初はちょっと面倒だけどうまく回り出せば楽にお金が貯まるような気がする」とＤは思った。<br>
<br>
●Ｄ社の普通預金や当座預金にはいつも運転資金として必要な資金だけがプールされていて、積み立て預金や定期預金のたぐいはまったくない。20年以上会社をやってきてこんな状況では情けない。どうしたら資金力のある会社になれるだろうかとかねがね思ってきたＤ。<br>
<br>
●奥さんの助言に従って口座管理のあり方を変えることにした。今までは、入金や出金の９割以上はひとつの普通預金口座でまかなってきた。まれにサブの口座や郵便局・ネットバンクを使うときもあるが、それは全体の１割程度だ。<br>
<br>
●Ｄ社長は入金用口座と出金用口座を分けることにした。毎月３千万程度の売り上げ入金があるが、そちらは今までの普通預金口座「Ａ」に振り込んでもらう。そして、この「Ａ」をマスター口座と位置づけ、資金を蓄えるのもこの「Ａ」が行う。<br>
<br>
●次いで、出金（業者への支払い用や経費の支払い）専用口座「Ｂ」と、特別支出専用口座「Ｃ」の二つを新たに作った。「Ｃ」の口座では、社員の賞与や納税資金など不定期ながらも確実に出費することがわかっている性質の資金を貯めておく。そして毎月一回だけ、決めた日にマスター口座から「Ｂ」「Ｃ」へ資金移動するわけだが、必ずマスター口座にお金が貯まるように資金移動する。仮にマスターに100入金があっても、「Ｂ」と「Ｃ」には合計して90位しか資金移動しない。あとはそれで何とかやっていくのだ。そうするとマスター口座には常時、入金額の1割程度がプールされていくという考え方だ。<br>
<br>
●果たしてこんなシンプルなやり方がうまくいくかどうかはまだ分からないが、彼の奥様の実績があるので心強い。大切なことは目的に向かってまず行動することだ。ところでこのやり方は奥様の特許ものアイデアかと思いきや、参考図書があるというのでさっそく私も読んでみた。<br>
<br>
★<a href="http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3752">富を築く100万ドルのアイデア</a><br>
<br>
●個人の家計管理についていえば、この本の通りに実行するのは簡単だろう。そして貯まるに違いない。だが企業の資金管理においてどれだけ通用するものかどうかは未知数だが、考え方はものすごく参考になるはずだ。Ｄ社の実験の推移をこれからも見守りたい。<br>
<br>]]></content>
    <category term="財務・金融"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=74</id>
    <title><![CDATA[現金の迫力 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-11-14T17:16:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=74"/>
    <summary><![CDATA[●岐阜県の食品卸し会社「Ｄ」のＤ社長は、社長就任早々、銀行の協力を得てある実験をした。
Ｄ社では毎月の売上高が約3,000万円、原価（仕入れ）が2,400万円、粗利益が600万円、毎月の経費が550万円、毎月の営業利益が50万円というのが平均的状況だった。

●ある実験とは、昼の休憩時に13名の社員・パート全員を会議室に集め、テーブルの上に現金3,000万円を積み上げたものを見せることからはじまった。しかもあえて真っ新なピン札ではなく、使い込まれた一万円紙幣だけできっちり3,000枚が積み上げられているので、相当なボリューム感だ。

●「うわあ、何ですかこれ。山分けですか」とはしゃぐ社員がいる中、Ｄ社長は「そうや、山分けするんや」と言った。さらに、「いや、すでに毎月山分けしとるんや。ただ、その実感をみんなに伝えたくて集まってもらった」と続けた。

●「ここにある現金はなぁ、みんなが毎月働いてうちの会社が売り上げた一ヶ月分の売上や。まず、この売上の中から業者さんに支払っているうちの仕入れ分がこの中の2,400万円」とまず、その分の金額を横へずらした。
次に、残った600万円のうち、毎月支出している550万円を横へずらした。
「これはうちが毎月使ってる経費550万や」そして、ぽつんと残った50万円を手にとってＤ社長は、「これが毎月の会社の利益や。いや、正確に言うとこの半分は税金や。だから25万円だけ、これだけがうちの会社の儲けや」人差し指と親指の二本だけで軽くつまめる厚みになってしまった。

●「でもなみんな、この25万円も銀行さんの借金返済にすべてが回っていくので、会社としては一円も残らないのが現状や。お恥ずかしい話だが、うちは、ひ弱い体の会社でしかないというのが現実だ。だが、これからはきっちりと蓄えて、頑丈な体の会社にしていきたい。それが僕の希望であり、会社としての方針や」

●「ここでちょっと考えてみようや。このテーブルの上に乗っかってる3千万をもっと上手に使うことが出来たら、もっと会社の利益が残ると思わへんか。そしたら、もっとみんなへの分け前も増えるとおもわへんか？」「思う」「思う」と社員たち。社員の感覚としては、この中のたった一枚でも自分のものとして分け前が増えればうれしいのが本音だろう。

●「じゃ今からちょっと作戦会議や」と、社員一人一人に紙を一枚渡した。毎月の損益計算書をカラーで見やすくした表だ。

それを見ながらＤ社長は、「まず一番大きな山である&quot;仕入れ代金2,400万円の支払い&quot;、これはどうしたらええ？」と水を向ける。「まけてもらいましょう」「いや、一方的にまけろと言っても通らないだろ」など、ひとしきり議論がある。

●「次にこの経費550万円の使いみちやけど、現状は、そのうち約400万円が人件費や。つまりみんなの給料や社会保険、それに賞与に回るお金を足すと、ざっと400万円になる。あと、家賃がこれだけ、交通費がこれくらいっと、光熱費がこれだけかかってるし、通信費がおおむねこれだけ・・・」という具合に現金を動かして説明していくので迫力充分だ。これだけの大金を見るのは初めてという社員ばかりで、中には、ゴクッとつばを飲み込んで話を聞く社員もいた。

●最後にＤ社長はこう締めた。「今日は銀行さんのご協力を得て、会社の動きを現金でみんなに見てもらうことができた。毎月こんなことが出来るわけやない。これからは毎月一回、みんなに紙で配って経営報告会をやる。その時に、みんなの意見や知恵を聞かせてもらいたいと思っているのでよろしく」

●このミーティング直後、Ｄ社長は銀行マンとある打ち合わせを行った。それは銀行口座の管理方法についてなのだが、それは次回に続く予定。


 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●岐阜県の食品卸し会社「Ｄ」のＤ社長は、社長就任早々、銀行の協力を得てある実験をした。<br>
Ｄ社では毎月の売上高が約3,000万円、原価（仕入れ）が2,400万円、粗利益が600万円、毎月の経費が550万円、毎月の営業利益が50万円というのが平均的状況だった。<br>
<br>
●ある実験とは、昼の休憩時に13名の社員・パート全員を会議室に集め、テーブルの上に現金3,000万円を積み上げたものを見せることからはじまった。しかもあえて真っ新なピン札ではなく、使い込まれた一万円紙幣だけできっちり3,000枚が積み上げられているので、相当なボリューム感だ。<br>
<br>
●「うわあ、何ですかこれ。山分けですか」とはしゃぐ社員がいる中、Ｄ社長は「そうや、山分けするんや」と言った。さらに、「いや、すでに毎月山分けしとるんや。ただ、その実感をみんなに伝えたくて集まってもらった」と続けた。<br>
<br>
●「ここにある現金はなぁ、みんなが毎月働いてうちの会社が売り上げた一ヶ月分の売上や。まず、この売上の中から業者さんに支払っているうちの仕入れ分がこの中の2,400万円」とまず、その分の金額を横へずらした。<br>
次に、残った600万円のうち、毎月支出している550万円を横へずらした。<br>
「これはうちが毎月使ってる経費550万や」そして、ぽつんと残った50万円を手にとってＤ社長は、「これが毎月の会社の利益や。いや、正確に言うとこの半分は税金や。だから25万円だけ、これだけがうちの会社の儲けや」人差し指と親指の二本だけで軽くつまめる厚みになってしまった。<br>
<br>
●「でもなみんな、この25万円も銀行さんの借金返済にすべてが回っていくので、会社としては一円も残らないのが現状や。お恥ずかしい話だが、うちは、ひ弱い体の会社でしかないというのが現実だ。だが、これからはきっちりと蓄えて、頑丈な体の会社にしていきたい。それが僕の希望であり、会社としての方針や」<br>
<br>
●「ここでちょっと考えてみようや。このテーブルの上に乗っかってる3千万をもっと上手に使うことが出来たら、もっと会社の利益が残ると思わへんか。そしたら、もっとみんなへの分け前も増えるとおもわへんか？」「思う」「思う」と社員たち。社員の感覚としては、この中のたった一枚でも自分のものとして分け前が増えればうれしいのが本音だろう。<br>
<br>
●「じゃ今からちょっと作戦会議や」と、社員一人一人に紙を一枚渡した。毎月の損益計算書をカラーで見やすくした表だ。<br>
<br>
それを見ながらＤ社長は、「まず一番大きな山である&quot;仕入れ代金2,400万円の支払い&quot;、これはどうしたらええ？」と水を向ける。「まけてもらいましょう」「いや、一方的にまけろと言っても通らないだろ」など、ひとしきり議論がある。<br>
<br>
●「次にこの経費550万円の使いみちやけど、現状は、そのうち約400万円が人件費や。つまりみんなの給料や社会保険、それに賞与に回るお金を足すと、ざっと400万円になる。あと、家賃がこれだけ、交通費がこれくらいっと、光熱費がこれだけかかってるし、通信費がおおむねこれだけ・・・」という具合に現金を動かして説明していくので迫力充分だ。これだけの大金を見るのは初めてという社員ばかりで、中には、ゴクッとつばを飲み込んで話を聞く社員もいた。<br>
<br>
●最後にＤ社長はこう締めた。「今日は銀行さんのご協力を得て、会社の動きを現金でみんなに見てもらうことができた。毎月こんなことが出来るわけやない。これからは毎月一回、みんなに紙で配って経営報告会をやる。その時に、みんなの意見や知恵を聞かせてもらいたいと思っているのでよろしく」<br>
<br>
●このミーティング直後、Ｄ社長は銀行マンとある打ち合わせを行った。それは銀行口座の管理方法についてなのだが、それは次回に続く予定。<br>
<br>
<br>
 ]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=73</id>
    <title><![CDATA[私の抵抗勢力 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-11-08T13:16:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=73"/>
    <summary><![CDATA[●数年前の「小泉改革」のときに話題になった「抵抗勢力」という言葉にはものすごいインパクトがあった。
若手議員のみならず、中堅もベテランも問わない。とにかく郵政民営化に反対した議員には皆、「抵抗勢力」のレッテルを貼って自民党から放逐した。抵抗勢力の彼らがスケープゴートになって自民党内の結束を高め、国民に向かっても「改革の火を消すな」という姿勢を鮮明にした。

●「抵抗勢力」つまり仮想敵を明確にすることには効果がある。
あなたの今の改革テーマは何だろう。その改革の妨げになるような「抵抗勢力」は何だろう。それを明確にしておくことで、今までとはひと味違う成果を上げることができるはずだ。

●私的な話題で恐縮だが、ある年のこと、『肉体改造から始まる今年のスタートダッシュ！』をスローガンにして徹底的に体を絞り上げようという目標を掲げた。
まずは、ジム（又はヨガ）に通うという習慣づくりと、毎日汗を流す気持ちよさを味わうことを主眼に据えた。「週二回のジムなんて生ぬるい。毎日ジムだ！」というわけだ。
それだけでなく、徹底した小食によって胃袋のサイズを小さくしてしまう計画もたてた。そして実行し始めた。1月3日からジムに通い始め、最初の一週間で10回ジムまたはヨガへ通った。やるならとことんクレイジーにならねば。改革に躊躇やためらいは不要だ。やるならトコトンなのだ。

●だが、二週目あたりから「抵抗勢力」がジャマをし始めた。それは、私の心の中の「抵抗勢力」で、こんなことを私に向かってささやくのだ。
・やり過ぎだろ、いくらなんでも。スポーツマンじゃないんだから、体を痛めてまで運動するなんてナンセンスだ。
・過ぎたるは及ばざるがごとしと言うじゃないか、休むのもトレーニングの一部のはずだ。
・自分の年令を考えろ、いい年して毎朝ジムへ通い出して、仕事をどうする気だ？まずは仕事だろう。

そういえば、左肩が痛いし、膝にも違和感を感じる。これらはいずれもが朝、ジムに行く前の抵抗勢力だ。

●仕事が佳境に入り出した午後になると別の抵抗勢力が表れる。
・おまえは早起きしてジムへ行ったんだから無理すんなよ。今は肉体改造がメインなんだろ、だったら仕事は少しスローダウンしろよ。
・明朝もジムに行くのだろう？だったら仕事はその辺で切り上げて、さっさとウチへ帰ろうよ。家族がみんな君の帰りを待ってるよ。

●とんでもない。肉体改造は良い仕事をするためにやるものだ。仕事の妥協なんてしない。ジムもヨガも仕事もどれひとつ手抜きなどしない。正確に言えば、すべての活動を楽しみ、満喫するために今月の旗印を掲げているのだ。

●体が悲鳴を上げているのならペースダウンも必要だろうが、悲鳴を上げているのは心の抵抗勢力の方だ。
こんなときは、もっとペースアップしてやろう。自分に無理を強いて、まずは心の抵抗勢力（甘え）を駆逐することが必要だと突っ走った。
結局、二ヶ月後、膝の違和感が現実の膝痛になり、プール歩行を中心にした穏やかなメニューにはなったものの、改革初期の抵抗勢力には打ち勝つことができ、半年で18キロ減量に成功することができたのである。]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●数年前の「小泉改革」のときに話題になった「抵抗勢力」という言葉にはものすごいインパクトがあった。<br>
若手議員のみならず、中堅もベテランも問わない。とにかく郵政民営化に反対した議員には皆、「抵抗勢力」のレッテルを貼って自民党から放逐した。抵抗勢力の彼らがスケープゴートになって自民党内の結束を高め、国民に向かっても「改革の火を消すな」という姿勢を鮮明にした。<br>
<br>
●「抵抗勢力」つまり仮想敵を明確にすることには効果がある。<br>
あなたの今の改革テーマは何だろう。その改革の妨げになるような「抵抗勢力」は何だろう。それを明確にしておくことで、今までとはひと味違う成果を上げることができるはずだ。<br>
<br>
●私的な話題で恐縮だが、ある年のこと、『肉体改造から始まる今年のスタートダッシュ！』をスローガンにして徹底的に体を絞り上げようという目標を掲げた。<br>
まずは、ジム（又はヨガ）に通うという習慣づくりと、毎日汗を流す気持ちよさを味わうことを主眼に据えた。「週二回のジムなんて生ぬるい。毎日ジムだ！」というわけだ。<br>
それだけでなく、徹底した小食によって胃袋のサイズを小さくしてしまう計画もたてた。そして実行し始めた。1月3日からジムに通い始め、最初の一週間で10回ジムまたはヨガへ通った。やるならとことんクレイジーにならねば。改革に躊躇やためらいは不要だ。やるならトコトンなのだ。<br>
<br>
●だが、二週目あたりから「抵抗勢力」がジャマをし始めた。それは、私の心の中の「抵抗勢力」で、こんなことを私に向かってささやくのだ。<br>
・やり過ぎだろ、いくらなんでも。スポーツマンじゃないんだから、体を痛めてまで運動するなんてナンセンスだ。<br>
・過ぎたるは及ばざるがごとしと言うじゃないか、休むのもトレーニングの一部のはずだ。<br>
・自分の年令を考えろ、いい年して毎朝ジムへ通い出して、仕事をどうする気だ？まずは仕事だろう。<br>
<br>
そういえば、左肩が痛いし、膝にも違和感を感じる。これらはいずれもが朝、ジムに行く前の抵抗勢力だ。<br>
<br>
●仕事が佳境に入り出した午後になると別の抵抗勢力が表れる。<br>
・おまえは早起きしてジムへ行ったんだから無理すんなよ。今は肉体改造がメインなんだろ、だったら仕事は少しスローダウンしろよ。<br>
・明朝もジムに行くのだろう？だったら仕事はその辺で切り上げて、さっさとウチへ帰ろうよ。家族がみんな君の帰りを待ってるよ。<br>
<br>
●とんでもない。肉体改造は良い仕事をするためにやるものだ。仕事の妥協なんてしない。ジムもヨガも仕事もどれひとつ手抜きなどしない。正確に言えば、すべての活動を楽しみ、満喫するために今月の旗印を掲げているのだ。<br>
<br>
●体が悲鳴を上げているのならペースダウンも必要だろうが、悲鳴を上げているのは心の抵抗勢力の方だ。<br>
こんなときは、もっとペースアップしてやろう。自分に無理を強いて、まずは心の抵抗勢力（甘え）を駆逐することが必要だと突っ走った。<br>
結局、二ヶ月後、膝の違和感が現実の膝痛になり、プール歩行を中心にした穏やかなメニューにはなったものの、改革初期の抵抗勢力には打ち勝つことができ、半年で18キロ減量に成功することができたのである。<br>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=72</id>
    <title><![CDATA[勝因は逃げなかったこと - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-10-25T13:29:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=72"/>
    <summary><![CDATA[●長沢社長（仮名）47才。家業の土木業を継いで7年めになる。本来なら兄が家業を継ぐはずだったが、外国で結婚し、現地で起業してしまった。それは父にとっても弟の長沢にとっても、よもやの出来事だった。さらにその一年後、父が急逝した。

●葬儀のとき、長沢の母が「おまえがお父さんのあとを継いでくれないかい」と長沢に頼みこんだ。大手ガス会社で人事畑をあゆんでいた長沢だったが、自分に白羽の矢が立つことはこの時点ですでに覚悟していたという。

●長沢は引き受けた。だが、父のまねはできないと思っていた。創業者である父は、職人たちを魅了してやまない人間味あふれる親分肌であり、同時にMBAこそ取得していないものの、語学堪能なエリートでもあった。正直、そんな偉大な父のまねをしたくとも出来ない。

●「自分は自分の器以上のことは出来ない。やれることをやるだけだ」長沢は真摯に働き、努力し、幹部や社員の意見を聞いてまわった。だが、最初の１～２年は勉強だけに明け暮れたようだ。
社長ってなんだ？経営ってなんだ？社長業の孤独も味わった。長沢が「粗利益を改善して20%を目指しましょう」とか、「受注価格も決まらずに仕事を受けるのはやめましょう」などと方針をだしても、誰一人それを本気に実行する者がいなかった。長沢の思いは空回りしつづけた。

●正直言って長沢も建築土木の世界は好きではなかった。とくに、職人たちの「同じ釜のメシを喰ってきた人間だけを大切にする」というような文化にとまどいを覚え、社内の人間関係にとけ込めなかった。
できるものなら逃げたかったが、それが許される状況ではない。幸い肝臓が丈夫な長沢は、積極的に社員を居酒屋に誘い出し、連日酒をふるまいながら意見を交換した。

●一年ほどたったころ、若手リーダー格の江藤（30才）が長沢の人柄と方針をはっきり支持してくれるようになった。その江藤がオピニオンリーダーとなり、若手の多くが長沢の方針を支持するようになっていった。
社長就任4年目から始めた新卒学生の採用は、最初のうちこそ一人も採用できなかったが、去年と今年、2名ずつ採用できるようになった。

●今では長沢の経営に懐疑的だった不満分子は一人もいない。先代社長に仕えていた古参部下も数人残っているが、みな二代目長沢をリーダーとして認めている。
長沢は語る。
「この業界のことをまったく知らない人間に社長がつとまるかどうか不安でしたが、今思えば、業界の常識をしらないのが幸いしています。社内に無理難題を言えるのも、自分が現場を知らないから。大切なことは逃げないことです。ファイティングポーズをとり続けることです。酒に逃げない、遊びに逃げない、趣味に逃げない、権力に逃げない。いつも一番いやで面倒なことに立ち向かうようにしてきたつもりです。会社経営のあるべき姿は業界が違えど変わらないもので、私は同業他社よりも異業種や他国の経営事例、それに歴史のほうが参考になると思っています。父のまねはできませんが、自分流の社長にはなれると思います。こんな私ができたのだから、中学生になる我が息子だったらもっと出来るはず。キーワードは、『逃げないこと』だと子ども達に言っています」]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●長沢社長（仮名）47才。家業の土木業を継いで7年めになる。本来なら兄が家業を継ぐはずだったが、外国で結婚し、現地で起業してしまった。それは父にとっても弟の長沢にとっても、よもやの出来事だった。さらにその一年後、父が急逝した。<br>
<br>
●葬儀のとき、長沢の母が「おまえがお父さんのあとを継いでくれないかい」と長沢に頼みこんだ。大手ガス会社で人事畑をあゆんでいた長沢だったが、自分に白羽の矢が立つことはこの時点ですでに覚悟していたという。<br>
<br>
●長沢は引き受けた。だが、父のまねはできないと思っていた。創業者である父は、職人たちを魅了してやまない人間味あふれる親分肌であり、同時にMBAこそ取得していないものの、語学堪能なエリートでもあった。正直、そんな偉大な父のまねをしたくとも出来ない。<br>
<br>
●「自分は自分の器以上のことは出来ない。やれることをやるだけだ」長沢は真摯に働き、努力し、幹部や社員の意見を聞いてまわった。だが、最初の１～２年は勉強だけに明け暮れたようだ。<br>
社長ってなんだ？経営ってなんだ？社長業の孤独も味わった。長沢が「粗利益を改善して20%を目指しましょう」とか、「受注価格も決まらずに仕事を受けるのはやめましょう」などと方針をだしても、誰一人それを本気に実行する者がいなかった。長沢の思いは空回りしつづけた。<br>
<br>
●正直言って長沢も建築土木の世界は好きではなかった。とくに、職人たちの「同じ釜のメシを喰ってきた人間だけを大切にする」というような文化にとまどいを覚え、社内の人間関係にとけ込めなかった。<br>
できるものなら逃げたかったが、それが許される状況ではない。幸い肝臓が丈夫な長沢は、積極的に社員を居酒屋に誘い出し、連日酒をふるまいながら意見を交換した。<br>
<br>
●一年ほどたったころ、若手リーダー格の江藤（30才）が長沢の人柄と方針をはっきり支持してくれるようになった。その江藤がオピニオンリーダーとなり、若手の多くが長沢の方針を支持するようになっていった。<br>
社長就任4年目から始めた新卒学生の採用は、最初のうちこそ一人も採用できなかったが、去年と今年、2名ずつ採用できるようになった。<br>
<br>
●今では長沢の経営に懐疑的だった不満分子は一人もいない。先代社長に仕えていた古参部下も数人残っているが、みな二代目長沢をリーダーとして認めている。<br>
長沢は語る。<br>
「この業界のことをまったく知らない人間に社長がつとまるかどうか不安でしたが、今思えば、業界の常識をしらないのが幸いしています。社内に無理難題を言えるのも、自分が現場を知らないから。大切なことは逃げないことです。ファイティングポーズをとり続けることです。酒に逃げない、遊びに逃げない、趣味に逃げない、権力に逃げない。いつも一番いやで面倒なことに立ち向かうようにしてきたつもりです。会社経営のあるべき姿は業界が違えど変わらないもので、私は同業他社よりも異業種や他国の経営事例、それに歴史のほうが参考になると思っています。父のまねはできませんが、自分流の社長にはなれると思います。こんな私ができたのだから、中学生になる我が息子だったらもっと出来るはず。キーワードは、『逃げないこと』だと子ども達に言っています」]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=71</id>
    <title><![CDATA[すごい朝礼 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-10-11T15:11:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=71"/>
    <summary><![CDATA[
	●ある日のこと、名古屋市内のある会社で会議を終えてオフィスに戻ろうとしたら、「武沢先生、ご夕食はいかがでしょうか」とお誘いいただいた。あいにく先約があったため辞退したところ、「せめて、4時半から始まる朝礼だけでも見学されませんか」とおっしゃる。元気朝礼が見学できるというのでお供することにした。

	 

	●行ってみると、店内には「日本一」とか「DREAM」、「すごい仲間たち」など、力がこもった文字による手書きポスターがところ狭しと張ってある。この標語を見ただけで、すでにただならぬ雰囲気が伝わってきた。

	だが私が本当に驚くことになるのはそれからだった。

	 

	●ちょうど定刻になった。

	10名のスタッフ全員が客席に座り、店長とおぼしき20代の女性が進行役をつとめる。スタッフが勢揃いしたこの段階ですでにお店のスゴサが分かった。

	全員が店長の顔に熱い視線を集め、その発言をひとことも逃すまいと聞き入り、高速でメモもとっているのだ。

	店長が「何か連絡事項はありますか？」と聞くと、それぞれの担当者からバッと手があがる。

	 

	●「デザートはこれがウリなので積極的にアピールしてほしい」とか「○○の魚は数量が少ないので、今日は△△を中心におすすめして下さい」などだ。

	次に店長が、昨日お客さんに褒められたことや苦情を言われたことをそのまま全員に伝える。

	そのことに対してどう思うか？と皆に水を向けると、瞬時に全員から手があがる。

	「はい、ゆうこちゃん」

	「はい。ありがとうございます。私はそのお客様が苦情をおっしゃる気持ちがよく分かります。正直いって自分たちが毎日全力を出し切っていると思っているのは勝手に自分が自己満足でそう思っているだけであって、お客様から見ればプロのレベルになってないんだと教えられる思いがしました。瞬間瞬間の仕事ぶりのなかに勉強のネタがひそんでいると思うので、満足したりすれば気がぬけて、そのネタが発見できないので、気を抜かずに今日もベストを尽くそうと思います。以上です！」

	「ゆうこちゃん、ありがとう。たしかにあなたの言うとおり・・・」

	と店長が寸評を加える。

	「ほかにありますか？　はい、さとう君」

	「はい、ありがとうございます。僕はそのお客様の気持ちが・・・」

	などと進んでいく。そのやりとりのレベルが20才代前半の若者同士のものとは思えないほど高度なのだ。

	 

	●次に顧客サービスに関する著書の輪読だ。

	一人1ページずつ、数人で輪読するのだが、ここでも読みたい人が立候補し、当てられた人は嬉しそうにする。当てられなかった人は悔しそうだ。元気よく朗読がおわると、その箇所の感想を言いあう。

	 

	●そのような感じで最後はお店の標語を全員で大声で唱和し、30分丁度の朝礼を終える。見ている我々までぐったりするほど力が入った朝礼で、終わったとき客席から拍手がわき起こった。

	この本気朝礼は毎日行われているといい、希望者があればお客様にも公開しているという。

	 

	●この朝礼に社長はいない。社長が朝礼に加わっていたら、かえって全員参加の朝礼にはならなかったことだろう。だが、社長は裏にいた。バックヤードで仕込みをしていたのだ。当然、材料を仕込みながらも朝礼の雰囲気は充分に伝わってくる。

	 

	社長が引っ張るのではない。こうした朝礼の仕組みを作ることが社長の仕事だと教えられた気がした。

	それにしてもこの居酒屋の料理を味わってみたい。朝礼見学だけではもったいない。

	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<div>
	●ある日のこと、名古屋市内のある会社で会議を終えてオフィスに戻ろうとしたら、「武沢先生、ご夕食はいかがでしょうか」とお誘いいただいた。あいにく先約があったため辞退したところ、「せめて、4時半から始まる朝礼だけでも見学されませんか」とおっしゃる。元気朝礼が見学できるというのでお供することにした。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●行ってみると、店内には「日本一」とか「DREAM」、「すごい仲間たち」など、力がこもった文字による手書きポスターがところ狭しと張ってある。この標語を見ただけで、すでにただならぬ雰囲気が伝わってきた。</div>
<div>
	だが私が本当に驚くことになるのはそれからだった。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●ちょうど定刻になった。</div>
<div>
	10名のスタッフ全員が客席に座り、店長とおぼしき20代の女性が進行役をつとめる。スタッフが勢揃いしたこの段階ですでにお店のスゴサが分かった。</div>
<div>
	全員が店長の顔に熱い視線を集め、その発言をひとことも逃すまいと聞き入り、高速でメモもとっているのだ。</div>
<div>
	店長が「何か連絡事項はありますか？」と聞くと、それぞれの担当者からバッと手があがる。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●「デザートはこれがウリなので積極的にアピールしてほしい」とか「○○の魚は数量が少ないので、今日は△△を中心におすすめして下さい」などだ。</div>
<div>
	次に店長が、昨日お客さんに褒められたことや苦情を言われたことをそのまま全員に伝える。</div>
<div>
	そのことに対してどう思うか？と皆に水を向けると、瞬時に全員から手があがる。</div>
<div>
	「はい、ゆうこちゃん」</div>
<div>
	「はい。ありがとうございます。私はそのお客様が苦情をおっしゃる気持ちがよく分かります。正直いって自分たちが毎日全力を出し切っていると思っているのは勝手に自分が自己満足でそう思っているだけであって、お客様から見ればプロのレベルになってないんだと教えられる思いがしました。瞬間瞬間の仕事ぶりのなかに勉強のネタがひそんでいると思うので、満足したりすれば気がぬけて、そのネタが発見できないので、気を抜かずに今日もベストを尽くそうと思います。以上です！」</div>
<div>
	「ゆうこちゃん、ありがとう。たしかにあなたの言うとおり・・・」</div>
<div>
	と店長が寸評を加える。</div>
<div>
	「ほかにありますか？　はい、さとう君」</div>
<div>
	「はい、ありがとうございます。僕はそのお客様の気持ちが・・・」</div>
<div>
	などと進んでいく。そのやりとりのレベルが20才代前半の若者同士のものとは思えないほど高度なのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●次に顧客サービスに関する著書の輪読だ。</div>
<div>
	一人1ページずつ、数人で輪読するのだが、ここでも読みたい人が立候補し、当てられた人は嬉しそうにする。当てられなかった人は悔しそうだ。元気よく朗読がおわると、その箇所の感想を言いあう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●そのような感じで最後はお店の標語を全員で大声で唱和し、30分丁度の朝礼を終える。見ている我々までぐったりするほど力が入った朝礼で、終わったとき客席から拍手がわき起こった。</div>
<div>
	この本気朝礼は毎日行われているといい、希望者があればお客様にも公開しているという。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●この朝礼に社長はいない。社長が朝礼に加わっていたら、かえって全員参加の朝礼にはならなかったことだろう。だが、社長は裏にいた。バックヤードで仕込みをしていたのだ。当然、材料を仕込みながらも朝礼の雰囲気は充分に伝わってくる。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	社長が引っ張るのではない。こうした朝礼の仕組みを作ることが社長の仕事だと教えられた気がした。</div>
<div>
	それにしてもこの居酒屋の料理を味わってみたい。朝礼見学だけではもったいない。</div>
<div>
	 </div>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=70</id>
    <title><![CDATA[ヘンリーおじさん - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-10-04T13:30:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=70"/>
    <summary><![CDATA[
	●夏の暑い日に道路へ水を打てば涼しくなる。

	冬の寒い日はストーブにヤカンをおいておけば湯も沸くし乾燥対策にもなる。

	科学を知らなくても人が編み出す経験の知恵は大したものだ。半世紀前の経営者が今の経営者ほど知識や情報を持っていたとは思えない。だが、そんな彼らが編み出した知恵の多くは、実に理にかなったもので効果的なものが多い。

	 

	●そんな好例として、究極のクレーム処理法を開発したヘンリーおじさんのことをドラッカーは次のように書いている。

	・・・

	（ベルンハイムというデパートを経営していた）ヘンリーおじさんは、クレーム処理の仕方も独特のものを開発していた。クレームを受けた者はいつでも大声で「クレーム担当副社長！」と大声で周囲の誰かを呼びつけることができる。すると近くにいた35歳以上の誰かが飛んでいって自己紹介をし、「いかがされましたか？」と聞く。ひととおり顧客のクレームを聞いたあと、「当ベルンハイムでは、そのようなことはあってはならないことです。おい担当は誰だ、連れて来い」と近くの店員に言う。

	　近くの店員が顔を出す。

	　「お前はクビだ」。驚いた客がクレーム担当副社長をなだめる。担当が泣き出す。そこで仕方なく執行猶予にしてやる。お客が帰る。するとただちにクレームの徹底調査を行う。怒鳴られ役をさせられた店員には、後で特別手当てが出る。

	・・・

	（「ドラッカー　わが軌跡」ダイヤモンド社　より）

	 

	●ヘンリーおじさんが開発したこの方法が、今も使えるかどうかはわからないが、どこか余裕と愛嬌を感じる&rdquo;クレーム対応ルール&rdquo;ではないだろうか。

	 

	●もうひとつある。

	大恐慌時代になって、ヘンリーおじさんのお店でも店員による商品の盗みが増えた。他の会社では、透かし鏡をつけたり、監視員を配置したりして社員の不正を見つけ出そうと躍起になったものだが、効果はなかった。ここでもヘンリーおじさんは知恵を発揮した。

	・・・

	うちの店では正常な減耗率（ロス率）というものを想定してみた。半年ごとの棚卸しで、その率以下だった売り場には特別賞与を出し、月給２％分の商品券と、何％分かの割引券を支給した。そうしたら減耗率は一挙に下がり、正常な率のはるか下で収まってしまったんだ。売り場ごとの取り組みが進んだんだ。

	・・・

	（前著より）

	 

	●人間中心の経営とはこういうことを指すのだろう。

	ヘンリーおじさんのデパートは後継者の孫が大手デパートチェーンに売った。株式交換でもらった大手デパートの株をヘンリーおじさんはすぐに処分してしまったという。理由は、「チェーンの連中と話したとき商品を店のために仕入れていることに気づいたから。商品はお客のために仕入れねばならないのに」2年後、この大手デパートは本当に客足も売上も利益も減り始めたという。

	 

	●ヘンリーおじさんのように現場に精通し、人の心を理解でき、経験則のなかから知恵を出せる人材は宝ものである。日本の製造業や建設業にはそうした経験志向の人材がたくさんいた。だが、私たちは「ＫＫＤ」による経営を排除しようともしてきた。「ＫＫＤ」とは、勘・経験・度胸の頭文字だ。

	だが、正しくは「ＫＫＤ」のみに頼るのは危険という意味であって、ＫＫＤがなければその真逆の論理と科学だけの経営に陥るのだ。他人が開発した知識や理論だけに依存するのではなく、私たち自身の知恵を発揮した経営が大切なのである。

	 

	●ドラッカーはこう結んでいる。

	・・・

	半世紀前、人々はあまりに経験志向だった。システム、原理、抽象化が必要とされていた。しかし今日では、われわれは逆の意味で再びヘンリーおじさんを必要とするに至っている。プラトンの言うように、論理の裏付けのない経験はおしゃべりであって、経験の裏付けのない論理は屁理屈にすぎないのである。

	・・・]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<div>
	●夏の暑い日に道路へ水を打てば涼しくなる。</div>
<div>
	冬の寒い日はストーブにヤカンをおいておけば湯も沸くし乾燥対策にもなる。</div>
<div>
	科学を知らなくても人が編み出す経験の知恵は大したものだ。半世紀前の経営者が今の経営者ほど知識や情報を持っていたとは思えない。だが、そんな彼らが編み出した知恵の多くは、実に理にかなったもので効果的なものが多い。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●そんな好例として、究極のクレーム処理法を開発したヘンリーおじさんのことをドラッカーは次のように書いている。</div>
<div>
	・・・</div>
<div>
	（ベルンハイムというデパートを経営していた）ヘンリーおじさんは、クレーム処理の仕方も独特のものを開発していた。クレームを受けた者はいつでも大声で「クレーム担当副社長！」と大声で周囲の誰かを呼びつけることができる。すると近くにいた35歳以上の誰かが飛んでいって自己紹介をし、「いかがされましたか？」と聞く。ひととおり顧客のクレームを聞いたあと、「当ベルンハイムでは、そのようなことはあってはならないことです。おい担当は誰だ、連れて来い」と近くの店員に言う。</div>
<div>
	　近くの店員が顔を出す。</div>
<div>
	　「お前はクビだ」。驚いた客がクレーム担当副社長をなだめる。担当が泣き出す。そこで仕方なく執行猶予にしてやる。お客が帰る。するとただちにクレームの徹底調査を行う。怒鳴られ役をさせられた店員には、後で特別手当てが出る。</div>
<div>
	・・・</div>
<div>
	（「ドラッカー　わが軌跡」ダイヤモンド社　より）</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●ヘンリーおじさんが開発したこの方法が、今も使えるかどうかはわからないが、どこか余裕と愛嬌を感じる&rdquo;クレーム対応ルール&rdquo;ではないだろうか。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●もうひとつある。</div>
<div>
	大恐慌時代になって、ヘンリーおじさんのお店でも店員による商品の盗みが増えた。他の会社では、透かし鏡をつけたり、監視員を配置したりして社員の不正を見つけ出そうと躍起になったものだが、効果はなかった。ここでもヘンリーおじさんは知恵を発揮した。</div>
<div>
	・・・</div>
<div>
	うちの店では正常な減耗率（ロス率）というものを想定してみた。半年ごとの棚卸しで、その率以下だった売り場には特別賞与を出し、月給２％分の商品券と、何％分かの割引券を支給した。そうしたら減耗率は一挙に下がり、正常な率のはるか下で収まってしまったんだ。売り場ごとの取り組みが進んだんだ。</div>
<div>
	・・・</div>
<div>
	（前著より）</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●人間中心の経営とはこういうことを指すのだろう。</div>
<div>
	ヘンリーおじさんのデパートは後継者の孫が大手デパートチェーンに売った。株式交換でもらった大手デパートの株をヘンリーおじさんはすぐに処分してしまったという。理由は、「チェーンの連中と話したとき商品を店のために仕入れていることに気づいたから。商品はお客のために仕入れねばならないのに」2年後、この大手デパートは本当に客足も売上も利益も減り始めたという。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●ヘンリーおじさんのように現場に精通し、人の心を理解でき、経験則のなかから知恵を出せる人材は宝ものである。日本の製造業や建設業にはそうした経験志向の人材がたくさんいた。だが、私たちは「ＫＫＤ」による経営を排除しようともしてきた。「ＫＫＤ」とは、勘・経験・度胸の頭文字だ。</div>
<div>
	だが、正しくは「ＫＫＤ」のみに頼るのは危険という意味であって、ＫＫＤがなければその真逆の論理と科学だけの経営に陥るのだ。他人が開発した知識や理論だけに依存するのではなく、私たち自身の知恵を発揮した経営が大切なのである。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●ドラッカーはこう結んでいる。</div>
<div>
	・・・</div>
<div>
	半世紀前、人々はあまりに経験志向だった。システム、原理、抽象化が必要とされていた。しかし今日では、われわれは逆の意味で再びヘンリーおじさんを必要とするに至っている。プラトンの言うように、論理の裏付けのない経験はおしゃべりであって、経験の裏付けのない論理は屁理屈にすぎないのである。</div>
<div>
	・・・</div>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=69</id>
    <title><![CDATA[お金の支払いに姿勢が出る - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-09-27T15:48:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=69"/>
    <summary><![CDATA[●毎年この時期は講演依頼が増える。招かれる先は、金融機関が主催する勉強会や公的機関の経営講座など、多岐にわたる。いずれも、地域の企業がよくなってほしいという主催者の情熱を感じるが、講演依頼の仕方にはいろいろな流儀がある。

	 

	●そんな中にあって、ちょっとご遠慮願いたいなと思っていることがいくつかある。

	ひとつは、打ち合わせ過多である。60分の講演のために二度、三度と打ち合わせされる主催者がいるが、一度で済ませたいものだ。微調整はメールもしくは電話で充分である。

	もうひとつは、開演前の談話。講師控え室で名刺交換と立ち話をする程度ならよいが、ここで長話されると気分が落ち着かない。できれば講演やセミナーの前は一人で心を整理したい。

	 

	●もうひとつ大切なことを付け加えるなら、講師料の支払いについてである。

	時々、講演料や交通費が後日精算という組織があるが、できれば当日払いか先払いにされた方が良いだろう。

	一度だけ「月末締めの60日後支払い」という講演の打診を受けたが、そうされる理由を聞いても満足できるお答えがなかったので辞退したことがある。

	　

	●外部講師に支払う謝礼は、通常の仕入れや経費の支払いとはまったく別の基準をもたねばならない。現金支払いにすべきだと思うのだ。意外と多くの組織が、他の支払いと同じ基準を外部講師に対してまで当てはめようとしている。講師としては講演料の決済のことでいちいち目くじらを立てたくはないが、内心では気になる。

	 

	●『「人たらし」のブラック心理術』（内藤誼人著、大和書房）の中にこんな例がでてくる。ある調査機関が「健康に関する調査の一環」として2147名の医者にアンケートを郵送した。謝礼として20ドル（約2,400円）を同封して郵送する場合と、「協力してくれたらあとで20ドルお渡しします」という条件とで返信率の違いを比較したという。その結果、先に現金を同封した場合には78％の医者がアンケートに協力したのに対し、約束だけした場合には66％しか返信がなかったという。

	 

	●人をその気にさせる基本は金払いを良くすることだ。

	誤解のないように補足するが、私のワガママをあなたにお伝えするのが今日の主旨ではない。

	あなたが次回、どなたかに講師にお願いするときに講師の気持ちをノセるための条件を書いているのだ。

	これは講師だけに限った話ではなく、支払うべきものは早めにスパッと支払うことが目にみえないブランディングになっていることを覚えておこう。
	
	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[<span >●</span>毎年この時期は講演依頼が増える。招かれる先は、金融機関が主催する勉強会や公的機関の経営講座など、多岐にわたる。いずれも、地域の企業がよくなってほしいという主催者の情熱を感じるが、講演依頼の仕方にはいろいろな流儀がある。
<p >
	 </p>
<p >
	<span >●</span>そんな中にあって、ちょっとご遠慮願いたいなと思っていることがいくつかある。</p>
<p >
	ひとつは、打ち合わせ過多である。<span >60</span>分の講演のために二度、三度と打ち合わせされる主催者がいるが、一度で済ませたいものだ。微調整はメールもしくは電話で充分である。</p>
<p >
	もうひとつは、開演前の談話。講師控え室で名刺交換と立ち話をする程度ならよいが、ここで長話されると気分が落ち着かない。できれば講演やセミナーの前は一人で心を整理したい。</p>
<p >
	 </p>
<p >
	<span >●</span>もうひとつ大切なことを付け加えるなら、講師料の支払いについてである。</p>
<p >
	時々、講演料や交通費が後日精算という組織があるが、できれば当日払いか先払いにされた方が良いだろう。</p>
<p >
	一度だけ「月末締めの<span >60</span>日後支払い」という講演の打診を受けたが、そうされる理由を聞いても満足できるお答えがなかったので辞退したことがある。</p>
<p >
	　</p>
<p >
	<span >●</span>外部講師に支払う謝礼は、通常の仕入れや経費の支払いとはまったく別の基準をもたねばならない。現金支払いにすべきだと思うのだ。意外と多くの組織が、他の支払いと同じ基準を外部講師に対してまで当てはめようとしている。講師としては講演料の決済のことでいちいち目くじらを立てたくはないが、内心では気になる。</p>
<p >
	 </p>
<p >
	<span >●</span>『<a href="http://www.amazon.co.jp/人たらしのブラック心理術-だいわ文庫-内藤-誼人/dp/447930195X/ref=sr_1_2?s=books&amp;ie=UTF8&amp;qid=1380265437&amp;sr=1-2&amp;keywords=「人たらし」のブラック心理術">「人たらし」のブラック心理術</a>』（内藤誼人著、大和書房）の中にこんな例がでてくる。ある調査機関が「健康に関する調査の一環」として<span >2147</span>名の医者にアンケートを郵送した。謝礼として<span >20</span>ドル（約<span >2,400</span>円）を同封して郵送する場合と、「協力してくれたらあとで<span >20</span>ドルお渡しします」という条件とで返信率の違いを比較したという。その結果、先に現金を同封した場合には<span >78％</span>の医者がアンケートに協力したのに対し、約束だけした場合には<span >66％</span>しか返信がなかったという。</p>
<p >
	 </p>
<p >
	<span >●</span>人をその気にさせる基本は金払いを良くすることだ。</p>
<p >
	誤解のないように補足するが、私のワガママをあなたにお伝えするのが今日の主旨ではない。</p>
<p >
	あなたが次回、どなたかに講師にお願いするときに講師の気持ちをノセるための条件を書いているのだ。</p>
<p >
	これは講師だけに限った話ではなく、支払うべきものは早めにスパッと支払うことが目にみえないブランディングになっていることを覚えておこう。<br />
	<br />
	 </p>]]></content>
    <category term="広報・宣伝"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=68</id>
    <title><![CDATA[京都・永観堂の阿修羅 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-09-13T15:30:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=68"/>
    <summary><![CDATA[●心のなかで「わりこむなよ、オジサンたち」と思い、老夫婦の進路を妨害した自分の了見の狭さがはずかしい。

	　ある年の晩秋、京都・永観堂でライトアップされた紅葉をみようと、長蛇の列に並んでいた。列の長さだけでなく、強く降り出した雨のおかげでストレスが高まっていたのだろう。

	そんな中を行列の後ろから人をかき分け、かき分けしながら老夫婦が前へ進んでくる。

	周囲から「え、何この割り込み」とか、「おいおい」という声があがっているのに、まったくおかまいなく進んでくる。ついに私のすぐ後ろまできた。

	 

	●「よし、自分のところでせき止めよう」と私は、デジカメで自分撮りをするかのように腕をのばし、老夫婦の進路をふさいだ。首尾良く私にブロックされ、老夫婦は立ち止まり、行進をやめた。

	「してやったり」、私は内心でさけんでいた。

	 

	●だが得意な気分は続かなかった。数分後、私はショッキングな光景をみることになる。

	永観堂内で若夫婦が待っていた。そして老夫婦に駆けよるなり、「どうしたのお父さん、お母さん。トイレ混んでたの？　遅いので心配したわ」と言いながら手話で話しかけていた。「ごめんね、待たせて」という感じでお母さんの方が手話で返答している。

	 

	●この様子をみて、私は恥ずかしいと言うより、心からショックを受けた。

	そうなのだ、老夫婦は行列を若夫婦にまかせて、トイレへ行っていたのだ。それとは知らず、割り込みだと早合点する我がエゴを強く悔いた。きっと自分の顔を昼間にみたら、永観堂の紅葉のように染まっていたに違いない。

	 

	●そういえば、その日の昼間に東寺でみた「十界（じっかい）」の説明書を思い出す。

	十界とは、仏教の教義において人間の心の全ての境地を十種に分類したものをいう。

	それによれば、人間の心はまず「迷い」の世界と「悟り」の世界の二つに大別できる。さらに「迷い」の世界を低い順にみていくと次の六つだという。

	 

	１．地獄・・・極苦処ともいう。生きていることすべてが苦であるという状態

	２．餓鬼・・・飲食が得られないために苦のやむ時がない。欲求不満の状態

	３．畜生・・・互いに他を餌食として生長し、自分のことしか見えない状態

	４．阿修羅・・嫉妬心が強く、常に不安がつきまとい戦いばかりやっている状態

	５．人間・・・堕落することもできるし悟ることもできる。そういう中間的存在。地獄と仏の間、人と人との間、生と死の間。

	６．天・・・・優れた楽を受けるが、なお苦を免れない。求めることはすべて充たされた人間の最高の状態。しかしそこにもない苦がつきまとう

	 

	●次に「悟り」の世界は次の四つある。

	 

	７．声聞（しょうもん）・・教えを聞くことによって真理を学びとろうとしている状態。学生。

	８．縁覚（えんがく）・・生活の中から独り、悟りを見つけだした状態。生活者。

	９．菩薩・・・他と共に悟りを得ようとして願をおこし、修行しているもの。初めて自己を超えた状態。

	１０．如来・・自らも悟り、他をも悟らせつつあるもの。自他平等の状態。

	　（真言宗総本山　東寺の解説書より）

	 

	老夫婦をさえぎったときの私の気持ちは、まさしく「畜生」か「阿修羅」だった。

	
	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●心のなかで「わりこむなよ、オジサンたち」と思い、老夫婦の進路を妨害した自分の了見の狭さがはずかしい。
<div>
	　ある年の晩秋、京都・永観堂でライトアップされた紅葉をみようと、長蛇の列に並んでいた。列の長さだけでなく、強く降り出した雨のおかげでストレスが高まっていたのだろう。</div>
<div>
	そんな中を行列の後ろから人をかき分け、かき分けしながら老夫婦が前へ進んでくる。</div>
<div>
	周囲から「え、何この割り込み」とか、「おいおい」という声があがっているのに、まったくおかまいなく進んでくる。ついに私のすぐ後ろまできた。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●「よし、自分のところでせき止めよう」と私は、デジカメで自分撮りをするかのように腕をのばし、老夫婦の進路をふさいだ。首尾良く私にブロックされ、老夫婦は立ち止まり、行進をやめた。</div>
<div>
	「してやったり」、私は内心でさけんでいた。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●だが得意な気分は続かなかった。数分後、私はショッキングな光景をみることになる。</div>
<div>
	永観堂内で若夫婦が待っていた。そして老夫婦に駆けよるなり、「どうしたのお父さん、お母さん。トイレ混んでたの？　遅いので心配したわ」と言いながら手話で話しかけていた。「ごめんね、待たせて」という感じでお母さんの方が手話で返答している。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●この様子をみて、私は恥ずかしいと言うより、心からショックを受けた。</div>
<div>
	そうなのだ、老夫婦は行列を若夫婦にまかせて、トイレへ行っていたのだ。それとは知らず、割り込みだと早合点する我がエゴを強く悔いた。きっと自分の顔を昼間にみたら、永観堂の紅葉のように染まっていたに違いない。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●そういえば、その日の昼間に東寺でみた「十界（じっかい）」の説明書を思い出す。</div>
<div>
	十界とは、仏教の教義において人間の心の全ての境地を十種に分類したものをいう。</div>
<div>
	それによれば、人間の心はまず「迷い」の世界と「悟り」の世界の二つに大別できる。さらに「迷い」の世界を低い順にみていくと次の六つだという。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	１．地獄・・・極苦処ともいう。生きていることすべてが苦であるという状態</div>
<div>
	２．餓鬼・・・飲食が得られないために苦のやむ時がない。欲求不満の状態</div>
<div>
	３．畜生・・・互いに他を餌食として生長し、自分のことしか見えない状態</div>
<div>
	４．阿修羅・・嫉妬心が強く、常に不安がつきまとい戦いばかりやっている状態</div>
<div>
	５．人間・・・堕落することもできるし悟ることもできる。そういう中間的存在。地獄と仏の間、人と人との間、生と死の間。</div>
<div>
	６．天・・・・優れた楽を受けるが、なお苦を免れない。求めることはすべて充たされた人間の最高の状態。しかしそこにもない苦がつきまとう</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●次に「悟り」の世界は次の四つある。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	７．声聞（しょうもん）・・教えを聞くことによって真理を学びとろうとしている状態。学生。</div>
<div>
	８．縁覚（えんがく）・・生活の中から独り、悟りを見つけだした状態。生活者。</div>
<div>
	９．菩薩・・・他と共に悟りを得ようとして願をおこし、修行しているもの。初めて自己を超えた状態。</div>
<div>
	１０．如来・・自らも悟り、他をも悟らせつつあるもの。自他平等の状態。</div>
<div>
	　（真言宗総本山　東寺の解説書より）</div>
<div>
	 </div>
<div>
	老夫婦をさえぎったときの私の気持ちは、まさしく「畜生」か「阿修羅」だった。</div>
<div>
	<br />
	 </div>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=67</id>
    <title><![CDATA[真摯（しんし） - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-08-30T15:30:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=67"/>
    <summary><![CDATA[●会社の不祥事に対して経営者が、「悪いのは部下だ。私は何も知らないし、むしろ私も被害者だ」などと声高に訴えたところで誰も信用しない。むしろ、おのれの無能と不徳をＰＲしているようなものである。

	 

	●「彼らは、高い目標を掲げ、それらの目標が実現されることを求める。だれが正しいかではなく、何が正しいかだけを考える。自分自身、頭がよいにもかかわらず、頭のよさよりも真摯さを重視する。つまるところ、この資質に欠ける者は、いかに人好きで、人助けがうまく、人づきあいがよく、あるいはまた、いかに有能で頭がよくとも、組織にとっては危険な存在であり、経営管理者および紳士として、不適格と判断すべきである」

	（ドラッカー『現代の経営』下巻より）

	 

	「真摯さ」は1954年からドラッカーが説いている経営管理者の資質であり、今日、ますます経営者に問われているものの一つだろう。

	 

	●「真摯」という単語を辞書でひいてみたら「まじめでひたむきなこと。事を一心に行うさま」とあった。

	一貫性があってブレないことが大切なようで、そのあたりドラッカーはこう続けている。

	 

	「仕事の真摯さが必要なのはいかなる職業でも同じだが、それらのほとんどは仕事上の真摯さにすぎない。だが、経営管理者であるということは、親であり教師であるということに近い。そのような場合、仕事上の真摯さだけでは不十分であり、人間としての真摯さこそ決定的に重要である」。

	 

	●「仕事の真摯さ＋人間としての真摯さ」が経営者には必要なのだ。

	起業して社長になることは誰にでもできるが、真摯な経営者として人と組織を育て上げていくには覚悟と時間が必要である。

	しかもこの資質は、読書やセミナー受講によって修得できるものではなく、お金で買えるものでもない。誰かに補ってもらえるものでもなく、あくまで本人の個人的努力によって身につけていかなければならないものなのだ。

	 

	経営計画書を通して会社の未来を語ることは、あなたを真摯な経営者にしていくための最初のステップと言えるだろう。

	 

	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●会社の不祥事に対して経営者が、「悪いのは部下だ。私は何も知らないし、むしろ私も被害者だ」などと声高に訴えたところで誰も信用しない。むしろ、おのれの無能と不徳をＰＲしているようなものである。
<div>
	 </div>
<div>
	●「彼らは、高い目標を掲げ、それらの目標が実現されることを求める。だれが正しいかではなく、何が正しいかだけを考える。自分自身、頭がよいにもかかわらず、頭のよさよりも真摯さを重視する。つまるところ、この資質に欠ける者は、いかに人好きで、人助けがうまく、人づきあいがよく、あるいはまた、いかに有能で頭がよくとも、組織にとっては危険な存在であり、経営管理者および紳士として、不適格と判断すべきである」</div>
<div>
	（ドラッカー『現代の経営』下巻より）</div>
<div>
	 </div>
<div>
	「真摯さ」は1954年からドラッカーが説いている経営管理者の資質であり、今日、ますます経営者に問われているものの一つだろう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●「真摯」という単語を辞書でひいてみたら「まじめでひたむきなこと。事を一心に行うさま」とあった。</div>
<div>
	一貫性があってブレないことが大切なようで、そのあたりドラッカーはこう続けている。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	「仕事の真摯さが必要なのはいかなる職業でも同じだが、それらのほとんどは仕事上の真摯さにすぎない。だが、経営管理者であるということは、親であり教師であるということに近い。そのような場合、仕事上の真摯さだけでは不十分であり、人間としての真摯さこそ決定的に重要である」。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●「仕事の真摯さ＋人間としての真摯さ」が経営者には必要なのだ。</div>
<div>
	起業して社長になることは誰にでもできるが、真摯な経営者として人と組織を育て上げていくには覚悟と時間が必要である。</div>
<div>
	しかもこの資質は、読書やセミナー受講によって修得できるものではなく、お金で買えるものでもない。誰かに補ってもらえるものでもなく、あくまで本人の個人的努力によって身につけていかなければならないものなのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	経営計画書を通して会社の未来を語ることは、あなたを真摯な経営者にしていくための最初のステップと言えるだろう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	 </div>]]></content>
    <category term="組織・人事"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=66</id>
    <title><![CDATA[社長の自主トレ・キャンプ - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-08-23T15:20:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=66"/>
    <summary><![CDATA[●今日、何も予定がないからとっても幸せな気分だ。のんびり本でも読んで早めに仕事のキリをつけてジムにでも行くか。

	だが、そういうワケにはいかない。なぜなら、無理やり算段して今日という日を確保したのだから。仕事の遅れをとりもどすためだけでなく、今後のための企画や立案もせねばならない今日という貴重な一日を捻出したわけだ。

	 

	●経営者のスケジューリング技術とは、こうしたノーアポデーをひねり出すためにあると言っても過言ではない。

	以前の私は半年先まで予定でビッシリ詰まったスケジュール帳を見ながらウットリしたものだ。だって、こんなにも世間が私を必要としていると思えるからだ。だが、そんなことを誇りにしていては進歩がない。

	 

	●手帳が予定で真っ黒になっているのを自慢して良いのは営業マンと人気作家くらい。少なくとも経営者は、予定が白いことを誇りにしよう。そして、本当にやるべきことをやるのだ。

	 

	『超・手帳法』の野口悠紀雄氏は、3ヶ月以上の先の予定は決して入れないそうだ。どうしても予定を入れなくてはならないときは、「仮予定でもよければ」という前提で約束するという。その時に意味がある約束でも3ヶ月後にも意味があるとは限らないからだ。もしお互いに意味がない約束であるにも関わらず手帳にその案件が居座っているかぎりそれは履行されねばならない。だから3ヶ月以上先のスケジュールは組まない、というのは理にかなった考え方である。

	 

	●他人とのアポイントや会議・会合への参加約束、食事会やゴルフコンペなどの参加約束は最小限にしておこう。それよりも個人の企画や立案、執筆などができる時間を確保しよう。幹部や社員とのコミュニケーションの時間も確保しよう。

	 

	●どうしても相手優先、客先優先でスケジュールを組まねばならないときは、プロ野球のポストシーズンのように自主トレ、合宿、キャンプなどの日付を決めて手帳に入れておこう。

	ひとつの案として、「一人合宿」を四半期に一度やると決めてはどうだろう。三ヶ月に一回、理想は二泊三日以上が望ましいが、まずは一泊二日でも構わないので一人合宿をやる。まとまった時間がとれるので、その間に欲ばらずにひとつのことだけをやるのだ。

	 

	集中読書するもよし、企画、開発、計画に集中するもよし。

	次のように季節ごとにテーマを分けても良いだろう。

	 

	・春（3月）・・・経営計画合宿

	・夏（6月）・・・読書合宿

	・秋（9月）・・・新事業企画合宿

	・冬（12月）・・開発合宿

	 

	なるべく日常空間を離れよう。旅館やホテル、別荘でもよい。急用以外は電話やメールをするなと関係者に言っておこう。

	 

	ドラッカーが言うように社長の時間はいつもお客や社員に奪われる運命にある。個人の時間も友人や家族のために奪われる。無防備に奪われるだけでなく、せめて一年に何日かは予防策として一人になれる時間を前もって確保しておこうではないか。

	 

	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●今日、何も予定がないからとっても幸せな気分だ。のんびり本でも読んで早めに仕事のキリをつけてジムにでも行くか。
<div>
	だが、そういうワケにはいかない。なぜなら、無理やり算段して今日という日を確保したのだから。仕事の遅れをとりもどすためだけでなく、今後のための企画や立案もせねばならない今日という貴重な一日を捻出したわけだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●経営者のスケジューリング技術とは、こうしたノーアポデーをひねり出すためにあると言っても過言ではない。</div>
<div>
	以前の私は半年先まで予定でビッシリ詰まったスケジュール帳を見ながらウットリしたものだ。だって、こんなにも世間が私を必要としていると思えるからだ。だが、そんなことを誇りにしていては進歩がない。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●手帳が予定で真っ黒になっているのを自慢して良いのは営業マンと人気作家くらい。少なくとも経営者は、予定が白いことを誇りにしよう。そして、本当にやるべきことをやるのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	『超・手帳法』の野口悠紀雄氏は、3ヶ月以上の先の予定は決して入れないそうだ。どうしても予定を入れなくてはならないときは、「仮予定でもよければ」という前提で約束するという。その時に意味がある約束でも3ヶ月後にも意味があるとは限らないからだ。もしお互いに意味がない約束であるにも関わらず手帳にその案件が居座っているかぎりそれは履行されねばならない。だから3ヶ月以上先のスケジュールは組まない、というのは理にかなった考え方である。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●他人とのアポイントや会議・会合への参加約束、食事会やゴルフコンペなどの参加約束は最小限にしておこう。それよりも個人の企画や立案、執筆などができる時間を確保しよう。幹部や社員とのコミュニケーションの時間も確保しよう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●どうしても相手優先、客先優先でスケジュールを組まねばならないときは、プロ野球のポストシーズンのように自主トレ、合宿、キャンプなどの日付を決めて手帳に入れておこう。</div>
<div>
	ひとつの案として、「一人合宿」を四半期に一度やると決めてはどうだろう。三ヶ月に一回、理想は二泊三日以上が望ましいが、まずは一泊二日でも構わないので一人合宿をやる。まとまった時間がとれるので、その間に欲ばらずにひとつのことだけをやるのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	集中読書するもよし、企画、開発、計画に集中するもよし。</div>
<div>
	次のように季節ごとにテーマを分けても良いだろう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	・春（3月）・・・経営計画合宿</div>
<div>
	・夏（6月）・・・読書合宿</div>
<div>
	・秋（9月）・・・新事業企画合宿</div>
<div>
	・冬（12月）・・開発合宿</div>
<div>
	 </div>
<div>
	なるべく日常空間を離れよう。旅館やホテル、別荘でもよい。急用以外は電話やメールをするなと関係者に言っておこう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	ドラッカーが言うように社長の時間はいつもお客や社員に奪われる運命にある。個人の時間も友人や家族のために奪われる。無防備に奪われるだけでなく、せめて一年に何日かは予防策として一人になれる時間を前もって確保しておこうではないか。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	 </div>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=65</id>
    <title><![CDATA[経営者の脳 - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-07-05T11:44:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=65"/>
    <summary><![CDATA[●「三人の看護師に体毛を剃られた」と、こぼしながら知人が盲腸手術を終えて退院してきた。彼の入院は、わずか一週間。それでも廊下を歩く時には手すりを頼りにしないと心細いくらいに、下半身の筋力の衰えを感じたそうだ。わずかな期間といえども、筋肉を使わないで放置すれば、そこが一気に弱くなることを自覚したという。私たちの身体の細胞はすべて、栄養と運動によって培われている証拠だ。

	 

	●頭脳だって同じ細胞のかたまりだ。使ってやらないと衰える。特に、今までたくさん頭を使ってきた人がそれをやめたりすると急速に衰えが目立つようになる。

	 

	●最近の脳科学の最新常識によれば、年をとることと脳が衰えることとは関係がないという。それどころか、脳細胞は年令に関係なく生まれることも判明している。昔は、「毎日大量の脳細胞が死滅し増えることはない」と教えられたが、いつのまにかその常識は古いものになっていたのだ。

	 

	●脳の老化を防ぎ、若返らせるためのポイントがいくつかあるそうだ。

	一つは前頭葉を鍛えること。脳トレなどのゲームが良いらしいが、私は脳トレゲームより読書が良いと思う。読みやすい本ばかりを読むのでなく、たくさんの人物が登場する歴史小説を読むことや、新しい語学に挑むこと、新しい趣味をもつことなども前頭葉を鍛えることにつながるはずだ。

	 

	●二つめは、栄養補給。和食中心の規則正しい生活が望ましいが、仮に不規則であったとしても和食を心がけ、肥満や過食を防ぐだけでも脳の栄養補給という面では効果が高い。

	 

	●三つめは、適度な運動。ダイエット目的の運動というよりは、身体の細胞を使うことによって脳との関係を円滑に保てる効果があるという。従って、運動は脳のためでもあるのだ。

	 

	●経営者の脳は若くなくてはならない。肉体年令は高齢であったとしても脳の年令は新入社員よりも若くなくてはならない。そしてそれは可能なのだ。

	 

	脳に良いことしてますか？

	 

	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●「三人の看護師に体毛を剃られた」と、こぼしながら知人が盲腸手術を終えて退院してきた。彼の入院は、わずか一週間。それでも廊下を歩く時には手すりを頼りにしないと心細いくらいに、下半身の筋力の衰えを感じたそうだ。わずかな期間といえども、筋肉を使わないで放置すれば、そこが一気に弱くなることを自覚したという。私たちの身体の細胞はすべて、栄養と運動によって培われている証拠だ。
<div>
	 </div>
<div>
	●頭脳だって同じ細胞のかたまりだ。使ってやらないと衰える。特に、今までたくさん頭を使ってきた人がそれをやめたりすると急速に衰えが目立つようになる。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●最近の脳科学の最新常識によれば、年をとることと脳が衰えることとは関係がないという。それどころか、脳細胞は年令に関係なく生まれることも判明している。昔は、「毎日大量の脳細胞が死滅し増えることはない」と教えられたが、いつのまにかその常識は古いものになっていたのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●脳の老化を防ぎ、若返らせるためのポイントがいくつかあるそうだ。</div>
<div>
	一つは前頭葉を鍛えること。脳トレなどのゲームが良いらしいが、私は脳トレゲームより読書が良いと思う。読みやすい本ばかりを読むのでなく、たくさんの人物が登場する歴史小説を読むことや、新しい語学に挑むこと、新しい趣味をもつことなども前頭葉を鍛えることにつながるはずだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●二つめは、栄養補給。和食中心の規則正しい生活が望ましいが、仮に不規則であったとしても和食を心がけ、肥満や過食を防ぐだけでも脳の栄養補給という面では効果が高い。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●三つめは、適度な運動。ダイエット目的の運動というよりは、身体の細胞を使うことによって脳との関係を円滑に保てる効果があるという。従って、運動は脳のためでもあるのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●経営者の脳は若くなくてはならない。肉体年令は高齢であったとしても脳の年令は新入社員よりも若くなくてはならない。そしてそれは可能なのだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	脳に良いことしてますか？</div>
<div>
	 </div>
<div>
	 </div>]]></content>
    <category term="健康管理・美容"/>
  </entry>
  <entry>
    <id>http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=64</id>
    <title><![CDATA[自分を気持ちよく動かす - 武沢信行の「社長の学校・事始め」 -]]></title>
    <updated>2013-05-31T11:30:00+09:00</updated>
    <link rel="alternate" href="http://board04.keikai.topblog.jp/blog_detail/id=64"/>
    <summary><![CDATA[●21世紀に入り、飛躍的に解明が進んできた分野のひとつに脳の分野がある。今までの脳に関する常識を鵜呑みにしていると危険だ。たとえば、「あなたの脳年令は何才？」というようなゲームも、脳の専門家からみれば誤用のひとつらしい。「世の中の脳に関する情報のほとんどは信用できない」とまで警告するのは、脳医学会での日本の権威・京都大学名誉教授の久保田競氏（くぼたきそう）だ。ある日、氏のセミナーを受講してきた。

	 

	●いくつかの点でとても新鮮な発見があったがその中からふたつほどご紹介したい。

	１．ＧＯとＮＯ ＧＯ

	「やれ」と「やるな」の両方が大切ということだ。やれた時に報酬を与えるだけでなく、やらなかった（やめた）時に報酬をあげることも脳にはすごく有効だということ。たとえば、毎日遅刻する習慣が直らないＡ君が、久しぶりに時間内に出社できたとする。会社にとってみれば、時間内に出社することは常識であって報酬の対象ではないだろうが、Ａ君本人にとってみれば革命的なことなのだ。だからＡ君の上司は彼を祝ってやるべきだろう。中小企業なら、みんなの前でＡ君の快挙を祝おうではないか。遅刻しなかった、ふつうのことができた、だから祝うのだ。すると、もっとできる。

	 

	２．畳の上の水練

	畳の上で水泳の練習をしてもうまくならないというのはウソだ。人は歩かなくても、歩いていることを想像しただけで歩いているに近い肉体反応を起こすことがわかっている。水泳の練習も然り、なのだ。

	こうしたイメージトレーニングが有効なのはスポーツ分野だけでなく、いかなることにおいても好ましい行動のイメージをもつことが大切で、素振りしなくてもゴルフはある程度まで上達する。もちろん、練習による筋肉運動が大切なのは言うまでもないが、練習場だけが練習する場所ではないということだ。

	 

	●鈴木さん（仮称）は、どうしても直したい癖があった。毎晩深酒してしまい、おまけにそのまま朝まで眠ってしまう。夜の読書ができないし、家族とのコミュニケーションもすすまないので、深酒癖をなおしたい鈴木さんにとって、飲酒を制限することは私生活の最重要課題。

	 

	●そこでＧＯ&minus;ＮＯ ＧＯ法で報酬を与えることを考えればよい。飲まなかったら次の日のビールのつまみをグレードアップできる、でもよいし、「飲まないポイント」を貯めて家族で夕食にでかけるでも良い。欲望をコントロールすることがストレスを貯め込むことにならないようにすることが肝要なのだろう。

	 

	●さらには飲む量をコントロールし、読書したり家族と談話している自分の姿をイメージし、頭脳内で予行演習しておけばなお良いだろう。飲む量を制限すればどのような好ましい結果が待っているのかを想像し、それを実行している自分をビジュアライズ（鮮やかに想像）するのだ。

	 

	●このように脳の仕組みを勉強することで、もっと上手に自分や部下と付き合うことができるようになるだろう。

	 

	 ]]></summary>
    <content type="html"><![CDATA[●21世紀に入り、飛躍的に解明が進んできた分野のひとつに脳の分野がある。今までの脳に関する常識を鵜呑みにしていると危険だ。たとえば、「あなたの脳年令は何才？」というようなゲームも、脳の専門家からみれば誤用のひとつらしい。「世の中の脳に関する情報のほとんどは信用できない」とまで警告するのは、脳医学会での日本の権威・京都大学名誉教授の久保田競氏（くぼたきそう）だ。ある日、氏のセミナーを受講してきた。
<div>
	 </div>
<div>
	●いくつかの点でとても新鮮な発見があったがその中からふたつほどご紹介したい。</div>
<div>
	１．ＧＯとＮＯ ＧＯ</div>
<div>
	「やれ」と「やるな」の両方が大切ということだ。やれた時に報酬を与えるだけでなく、やらなかった（やめた）時に報酬をあげることも脳にはすごく有効だということ。たとえば、毎日遅刻する習慣が直らないＡ君が、久しぶりに時間内に出社できたとする。会社にとってみれば、時間内に出社することは常識であって報酬の対象ではないだろうが、Ａ君本人にとってみれば革命的なことなのだ。だからＡ君の上司は彼を祝ってやるべきだろう。中小企業なら、みんなの前でＡ君の快挙を祝おうではないか。遅刻しなかった、ふつうのことができた、だから祝うのだ。すると、もっとできる。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	２．畳の上の水練</div>
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	畳の上で水泳の練習をしてもうまくならないというのはウソだ。人は歩かなくても、歩いていることを想像しただけで歩いているに近い肉体反応を起こすことがわかっている。水泳の練習も然り、なのだ。</div>
<div>
	こうしたイメージトレーニングが有効なのはスポーツ分野だけでなく、いかなることにおいても好ましい行動のイメージをもつことが大切で、素振りしなくてもゴルフはある程度まで上達する。もちろん、練習による筋肉運動が大切なのは言うまでもないが、練習場だけが練習する場所ではないということだ。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●鈴木さん（仮称）は、どうしても直したい癖があった。毎晩深酒してしまい、おまけにそのまま朝まで眠ってしまう。夜の読書ができないし、家族とのコミュニケーションもすすまないので、深酒癖をなおしたい鈴木さんにとって、飲酒を制限することは私生活の最重要課題。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●そこでＧＯ&minus;ＮＯ ＧＯ法で報酬を与えることを考えればよい。飲まなかったら次の日のビールのつまみをグレードアップできる、でもよいし、「飲まないポイント」を貯めて家族で夕食にでかけるでも良い。欲望をコントロールすることがストレスを貯め込むことにならないようにすることが肝要なのだろう。</div>
<div>
	 </div>
<div>
	●さらには飲む量をコントロールし、読書したり家族と談話している自分の姿をイメージし、頭脳内で予行演習しておけばなお良いだろう。飲む量を制限すればどのような好ましい結果が待っているのかを想像し、それを実行している自分をビジュアライズ（鮮やかに想像）するのだ。</div>
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	 </div>
<div>
	●このように脳の仕組みを勉強することで、もっと上手に自分や部下と付き合うことができるようになるだろう。</div>
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	 </div>
<div>
	 </div>]]></content>
    <category term="夢・経営理念"/>
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